FRYDAYNIGHT j.league

FOCUS POINT
ここに注目!

試合のみどころ

 明治安田J1リーグ第34節の横浜FMvs新潟は、18日の金曜日に日産スタジアムでナイトゲームとして開催される。

 ホームの横浜FMは現在、4連敗中と元気がない。前節は柏に0-1で敗れた。複数失点が続いていた守備は粘りを見せたものの、今度は得点を奪えなかった。

 また先週に行われたJリーグYBCルヴァンカップの準決勝では、名古屋に2戦合計3-4と惜敗。第2戦では最後まで粘りを見せたものの、一歩及ばなかった。

 アジアの戦いも含め、ハードスケジュールを強いられるなか、なかなか結果を出せない状況に陥っている。やはり課題は守備面だろう。強度の高い守備を保ち、縦に速い攻撃を実現できるか。2年連続の得点王を目指すアンデルソン ロペスをはじめ、前線には質の高いタレントが揃うだけに、彼らの決定力を生かしたい。

 対する新潟もリーグ戦では苦しんでいる。前節は鹿島に0-4で敗れ、こちらも4連敗となった。

 横浜FMと同様に、守備に不安を抱えている。4試合で15失点を喫しているだけに、このポイントの修正は不可欠だろう。

 一方で先週に行われたルヴァンカップの準決勝では、2戦合計6-1で川崎Fを下し、クラブ史上初となるファイナルに駒を進めている。第1戦では4ゴールを奪い、第2戦ではクリーンシートを達成。攻守両面で相手を圧倒した。

 コンペティションは異なるものの、その試合で得た勢いを今節の戦いにも持ち込みたいところ。長倉 幹樹や調子を上げてきた太田 修介ら攻撃陣に期待がかかる。

 14節に行われた前回対戦では新潟が3-1で勝利を収めた。また昨季の対戦でも1勝1分と新潟が上回っている。相性やチーム状態を踏まえれば新潟が優位と見られるが、リベンジを期す横浜FMも意地を見せたいところだ。

 ともに攻撃に特長がある一方で、守備に課題を残すだけに、激しい撃ち合いに発展する可能性もあるだろう。


FOCUS PLAYERS
注目選手

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横浜F・マリノス FW9西村 拓真
欧州でのプレーを経て、今夏に復帰したストライカー。トップ下を主戦にチャンスメイクをこなしながらエリア内へと侵入し、フィニッシュにも絡んでいく。豊富な運動量を備え、絶え間ないハイプレスでチームを助ける。
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アルビレックス新潟 FW16小見 洋太
スピード溢れるドリブルでサイドを切り裂くアタッカー。躊躇のない仕掛けで推進力をもたらし、隙を見れば鋭いカットインからゴールを射抜く。ルヴァンカップの準決勝 第2戦ではチームを初の決勝に導く先制点を決めた。

MATCH CARD明治安田Jリーグ
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