FRYDAYNIGHT j.league

FOCUS POINT
ここに注目!

試合のみどころ

 明治安田J1リーグ第35節の川崎Fvs鹿島は11月1日の金曜日にナイトゲームとして開催される。

 ホームの川崎Fは現在10位と中位に留まっている。前節はG大阪と引き分け3連勝はならなかったものの、32節、33節はともに大量得点で快勝を収めており、シーズン終盤にきて持ち前の攻撃力が蘇ってきた印象だ。

 4-4-2の新たな布陣が機能し、山田 新とエリソンの2トップが高い決定力を示している。マルシーニョ、小林 悠ら他のアタッカー陣も調子を上げているだけに、今節も迫力のある攻撃を見せるだろう。

 対する鹿島は現在5位に位置し、数字上では優勝の可能性を残している。この試合で勝利を収め、望みをつなぐことができるか。

 33節の新潟戦を最後に、ランコ ポポヴィッチ監督を解任。中後 雅喜新監督の下でリスタートを切った前節は、福岡とスコアレスドローに終わっている。

 エースの鈴木 優磨を左サイドに配置するなど、新監督は独自の色を見せたものの、福岡の堅い守りを崩すことはできなかった。1トップに入った師岡 柊生や途中からピッチに立った17歳の徳田 誉らFW陣に結果が求められる。

 一方で植田 直通、関川 郁万を中心とした守備組織は、2試合連続クリーンシートを達成するなど、抜群の安定感を誇る。川崎Fの攻撃を凌ぎながら、スピーディな攻撃で相手ゴールに迫りたい。

 前回対戦では鈴木 優磨の決勝ゴールで鹿島が2-1と逆転勝利を収めたが、川崎Fは鹿島とのホームゲームでは8試合連続で負けがなく、現在4連勝中と圧倒的な強さを示している。互いに優勝経験豊富な強豪チームの激突は、意地とプライドがぶつかり合う白熱の一戦が期待される。


FOCUS PLAYERS
注目選手

focus player
川崎フロンターレ FW11小林 悠
在籍15年目を迎えたクラブの象徴。初優勝を果たした2017年にはMVPと得点王に輝いた。J1通算141得点を記録する偉大なストライカーは、今季はジョーカーとして存在感。前節のG大阪戦でも途中出場から同点弾を決めた。
川崎フロンターレ MF8橘田 健人
鋭い出足でボール奪取を連発し、正確なスルーパスで決定機を演出するセントラルMFの俊英。リーグトップのインターセプト数をはじめ、守備の項目は軒並み高い数値を記録。左右のサイドバックに対応する汎用性も備える。
focus player
鹿島アントラーズ FW41 徳田 誉
来季のトップ昇格が内定している規格外の17歳。強さと巧さを併せ持ち、前線で起点となりながら、冷静なフィニッシュワークを見せる。30節の広島戦で決めたクラブ史上最年少ゴールは、9月の月間ベストゴールに選出された。
鹿島アントラーズ MF10柴崎 岳
欧州でのプレーを経て、昨季7年ぶりに鹿島に復帰したテクニカルな司令塔は今季より10番を背負い、キャプテンにも就任。7月以降にスタメンの座を奪回し、視野の広さと判断の良さを生かしたパスワークで攻撃を操舵する。

MATCH CARD明治安田Jリーグ
フライデーナイトJリーグ対戦カード