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FOCUS POINT
ここに注目!

試合のみどころ

 昨季王者の神戸とC大阪の一戦は、9月13日の金曜日の夜にノエビアスタジアム神戸で開催される。
 神戸は前節、福岡を下し、2連勝を達成。首位の広島に勝点3差の3位に付けている。連覇に向けて好位置をキープするなか、このC大阪との一戦は上位2チームに引き離されないためにも、重要な一戦となる。
 4試合連続で複数得点を記録する一方、2試合連続クリーンシートと安定した守備組織も備える。攻撃では前節2ゴールの大迫 勇也を筆頭に、武藤 嘉紀、宮代 大聖と複数の得点源があるのが強みだろう。
 一方の守備では中盤を支える山口 蛍が負傷離脱したのは痛手ながら、中盤には井手口 陽介、最終ラインにはマテウス トゥーレル、山川 哲史ら実力者が揃う。ここまでリーグ3位の27失点と堅守を実現しており、大崩れすることはないはずだ。優勝した昨季と同様に良い守備から良い攻撃を実現できているだけに、今節も強度の高いプレーを保ち、試合を優位に進めていくだろう。
 対するC大阪は前節、横浜FMに敗れ、3連敗。7戦勝利がなく、8位にまで順位を下げている。
 3試合で11失点と守備が崩れ、攻撃でもエースのレオ セオラに一時期の勢いが消えているのは気がかりな点。攻守両面で課題を抱えるなか、いかにチームを立て直していくのか。
 香川 真司や登里 享平らベテランの力はもちろん、西尾 隆矢、北野 颯太ら若手の力も求められる。そして何より、ここまで17ゴールで得点ランクのトップに立つレオ セアラの決定力にかかる期待は大きい。このエースの復調が巻き返しのカギを握る。
 5月に行われた前回対戦では、神戸が4-1と快勝を収めている。しかしリベンジを狙うC大阪も士気高くこの試合に臨むはずだ。
逆転優勝を狙う神戸か。苦境からの脱却を図るC大阪か。同じ関西に本拠地を置くライバル対決は、両者の意地とプライドがぶつかり合う白熱の一戦が期待される。


FOCUS PLAYERS
注目選手

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ヴィッセル神戸 FW9宮代 大聖
川崎Fから加入したストライカーは、動き出しとフィニッシュワークの質の高さを武器に、新天地でゴールを量産。サイドでも中央でもハイレベルに仕事をこなし、大迫、武藤と並ぶ神戸の新たな得点源として存在感を放つ。
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セレッソ大阪 DF33西尾 隆矢
アカデミーで育成されたC大阪の若きディフェンスリーダー。地上戦、空中戦問わず対人プレーに強く、カバーリングにも定評。求められるビルドアップも確実にこなすセンターバックは、サイドバックにも対応する汎用性も。

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