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FOCUS POINT
ここに注目!

試合のみどころ

 前節の試合は中止となったものの、直近の28節にC大阪を下し2連勝を達成した横浜FMは勝点を41に伸ばし、6位にまで順位を上げてきた。
今季の横浜FMは8節から6試合連続で勝利を得られないなどなかなか調子が上がらず、20節からはまさかの4連敗を喫した。しかし24節からハリー キューウェル監督に代わって、ジョン ハッチンソン監督が就任すると、以降は4勝1敗と完全復調した印象だ。
 中でも目を見張るのが得点力の向上だ。5試合で13得点を奪うなど、持ち前の攻撃サッカーが蘇ってきている。  チームを牽引するのは昨季得点王のアンデルソン ロペスだ。C大阪戦で2ゴールを記録したのも含め、ここ5試合で5得点と圧巻の決定力を示している。
 頼れる10番の他にも、ヤン マテウス、エウベル、さらには今夏に復帰した西村 拓真も好調を維持。天野 純、宮市 亮と経験豊富な選手たちも途中出場から攻撃に厚みを加えている。広島に次いでリーグ2位の得点力を誇るチームが今節も果敢な攻撃サッカーを見せるだろう。
 対する京都も前節の試合が中止となり、これが3週間ぶりの一戦となる。直近の試合ではFC東京を3-0で下し、こちらも2連勝を達成。15位にまで順位を上げ、残留争いから一歩抜け出している。
 好転を導いたのはラファエル エリアスだ。今夏に加入したブラジル出身のストライカーは、27節のC大阪戦でハットトリックを達成するなど、出場6試合で6得点とゴールを量産。得点力不足の課題を一気に解消させている。
 他にも2試合連続ゴール中の原 大智やFC東京戦で1得点・2アシストの活躍を見せた平戸 太貴らとりわけ攻撃陣に好調な選手が揃うだけに、横浜FMにも引けを取らないアグレッシブな戦いを示してくれそうだ。
前回対戦では横浜FMが3-2と勝利したが、5つのゴールが生まれる白熱の戦いとなった。ともに好調を維持する今回の一戦も激しい撃ち合いが期待される。


FOCUS PLAYERS
注目選手

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横浜F・マリノス FW14植中 朝日
パリ五輪にも出場した期待の若手アタッカー。鋭い動き出しと質の高いフィニッシュワークを備え、CFでもトップ下でもプレー可能だ。流れを変えるジョーカーとして存在感を放ち、今季の3得点はすべて途中出場から記録した。
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京都サンガF.C. FW99ラファエル エリアス
今夏にブラジルからやって来たストライカーは、強烈な一撃と打点の高いヘッドを武器とする本格派。C大阪戦では圧巻のハットトリックを達成するなど、6戦6発とゴールを量産し、残留争いに苦しむチームの救世主に。

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