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FRYDAYNIGHT j.league

FOCUS POINT
ここに注目！

試合のみどころ

　今季も残り4試合となり、優勝・残留争いは佳境を迎えている。11月1日金曜日のナイトゲームとして開催される神戸vs磐田は、その当事者となる両チームの対戦となった。

　勝点1差で首位の広島を追いかける2位の神戸は逆転優勝のためにも勝点3が求められる一戦だ。

　前節はFC東京に敗れ、連勝が6でストップ。9試合ぶりに黒星を喫している。相手の強度の高い守備に苦しみ、少ないチャンスをモノにされてしまった。巻き返しを期す今節は、隙を見せない守備組織を保ち、大迫 勇也、武藤 嘉紀の両雄を中心に相手ゴールに迫っていきたい。

　懸念されるのは体力面だ。京都に勝利し、決勝進出を決めた天皇杯準決勝から中2日での一戦となる。ACLE含め、ハードスケジュールが続くなか、総力戦が求められるだろう。吉田 孝行監督の起用法に注目が集まる。

　対する磐田は現在18位と残留争いに苦しんでいる。ひとつ消化試合数が少ないものの、17位の柏とは4ポイントの差がある。この試合で勝点3を確保し、一気に詰め寄りたいところだ。

　前節はＣ大阪に勝利し、4試合ぶりに白星を手にした。エースのジャーメイン 良が8試合ぶりにゴールを奪い、守護神の川島 永嗣が圧巻のPKストップでチームに勝点3をもたらした。嫌な流れを断ち切る劇的な勝利で、勢いが生まれているはずだ。

　今節も粘り強い守備を保ち、ジャーメインを軸とした攻撃で得点機を探りたい。もっとも中盤を支えるレオ ゴメスは出場停止となるだけに、代わってピッチに立つ選手の出来がカギを握るだろう。

　両者は今季開幕戦で対戦しており、神戸が2-0で勝利した。その試合も含め、神戸は磐田相手に7試合連続で負けがない（5勝2分）。対する磐田は前回対戦では、立ち上がりの失点でリズムを失っただけに、試合の入りがポイントになりそうだ。

　優勝、残留とそれぞれの目的は異なるが、勝点3が必要なのは変わらない。その想いが上回ったチームに勝利の女神が微笑むはずだ。


FOCUS PLAYERS
注目選手

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ヴィッセル神戸 MF22 佐々木 大樹
アカデミー育ちの生え抜きは、攻撃的なポジションならどこにも対応する万能型アタッカー。強靭なフィジカルと高い技術を備え、中央でもサイドでも求められる役割をハイレベルにこなす。大事な場面で結果を出す勝負強さも。
ヴィッセル神戸 FW11 武藤 嘉紀
強さとスピードを兼ね備えたリーグ屈指のウインガー。身体を張って起点となり、鋭い動き出しでスペースを突く。ゴール前でのクオリティも高く、11得点・7アシストはともにチームトップタイ。守備時の貢献も目を見張る。
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ジュビロ磐田 FW11ジャーメイン 良
昨季はＪ２でゴールを量産し、昇格の立役者に。Ｊ１で戦う今季も勢いは止まらず、2節の川崎Ｆ戦では１人で4得点を奪うなど、ハイパフォーマンスを続ける。前節のＣ大阪戦では２ゴールを決めて、勝利に大きく貢献した。
ジュビロ磐田 GK1川島 永嗣
今季、13年ぶりにＪリーグの舞台に戻ってきた経験豊富な守護神だ。迫力満点のセーブでゴールを死守し、的確なコーチングで守備組織をまとめ上げる。前節のＣ大阪戦では終了間際のPKストップでチームを勝利に導いた。

MATCH CARD明治安田Ｊリーグ
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