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FUJI XEROX SUPER CUP 2017

C大阪
C大阪

柿谷、山口、清武ら好素材揃うC大阪。3年ぶりのJ1にて旋風を巻き起こす

今季のみどころ

過去2シーズン、J2リーグ戦での厳しい戦いを経験。そして、昨年には、2度目の出場となったJ1昇格プレーオフを勝ち抜き、土壇場でJ1復帰を決めたC大阪。ようやく「元いた場所」に戻ることができた2017年、桜色のクラブは、J1での新たな船出にふさわしい陣容を整えている。

C大阪のエースナンバー「8」を背負う主将の柿谷 曜一朗、日本代表MF山口 蛍、昨年のJ2で飛躍を遂げたFW杉本 健勇をはじめとする育成出身選手を軸とし、韓国代表GKキム ジンヒョン、DFの要を担う山下 達也、昨年からC大阪の一員となり今季完全移籍加入を果たしたMFソウザなど、経験値の高い強力なタレントも揃う。

そのチームで新たにタクトを振るうのは、近年でも鳥栖を強豪に導いた経験を持つ、尹 晶煥監督。組織と規律を重んじる新指揮官は、始動時から早朝練習や3部練習を課すなど、独自のカラーを打ち出し、ハードなトレーニングで選手たちを鍛え上げており、課題でもある守備の構築にも早速着手。2000年から3シーズンを中心選手として過ごした、桜のレジェンドの1人が、若きチームをいかに改革していくかは見どころの1つだ。

さらに、新戦力には、鳥栖時代に尹監督と師弟関係だった、指揮官のサッカーを理解するMF水沼 宏太らをピンポイントで補強しただけでなく、1月末にはスペインのセビージャからMF清武 弘嗣が電撃移籍加入。かつて桜の8番を担った司令塔の復帰はチームに大きな力になることは間違いない。

山口を含めて現役日本代表の中心選手や、柿谷ら、好タレントがひしめくこともあって、開幕前から大きな注目を集めている新生C大阪。まずはJ1リーグ戦一桁順位を目標としつつ、SAKURA SPECTACLEの実現へ、挑戦のシーズンが始まる。

Reported by 前田 敏勝

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