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FUJI XEROX SUPER CUP 2016

甲府
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降格候補といわれ続けて4年。堅い守備とカウンターで今年も残る

今季のみどころ

昨季、序盤戦は断トツの最下位ながらも、1stステージ第12節から指揮を取った佐久間悟監督(GM兼任)は守備をオーガナイズして失点しないチームを作り上げ、V字回復で年間13位まで順位を上げた。

しかし、年間総得点26という貧打のチームは、バレー、阿部拓馬、伊東純也、下田北斗と複数得点を果たした選手全員がチームを去り、得点力不足にターボがかかる懸念が大。クリスティアーノが柏からレンタルバックしたことで、彼を活かすことが攻撃面では最大の補強になる“はず”だが、宮崎キャンプ終盤でもその形はまだ見えていない。セットプレーは大きな武器とすることができそうだが、これを含めて開幕までにクリスティアーノを中心とした攻撃の形を作ることができるかどうかが重要になる。

ただ、主導権を取る時間を長くして相手を崩して決定機を増やすことは難しく、昨季同様に堅い守備からカウンター中心の攻撃が現実的。そのためには黒木聖仁、新里亮ら20代の新加入選手を組み合わせた守備のコンビネーションの熟成が必要。宮崎キャンプでトレーニングマッチを重ねる中、紅白戦では出てこない現実的な課題に選手が直面し、それによって熟成が進みそうな感じがある。今後は、開幕に向けてある程度先発選手を絞り込み、固定することでチームとして熟成できるかどうかが序盤戦の鍵となる。

吉野峻光、ビリー セレスキーという攻撃面で核になりそうな技術が高いMFが加入しているので、彼らを新井涼平、畑尾大翔、橋爪勇樹、稲垣祥、河本明人ら中堅の20代の選手と大エースのクリスティアーノに絡めながら活かすことができれば、中位の上で上位陣を苦しめる戦いもできるはずだ。ただ、ギリギリの残留争いも覚悟している…のでどんな展開になっても失望することなく、ファン・サポーターと共にポジティブに戦う。直近の3シーズン、降格候補と目されながらも残留してきた献身と覚悟を4年連続で発揮したい。

Reported by 松尾潤

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