FRYDAYNIGHT j.league

FOCUS POINT
ここに注目!

試合のみどころ

 明治安田生命J1リーグ第6節の柏vs浦和は3月31日金曜日にナイトゲームとして開催される。
 ホームの柏は今季、5試合を終えていまだ勝利がなく、現在は3連敗中。苦しい戦いが続く。前節は、終盤の失点で広島に0-1で敗れた。ここ3試合はいずれも完封負けと、深刻な得点力不足に陥っている。
 今季の柏は山田 康太(←山形)、仙頭 啓矢(←名古屋)、高嶺 朋樹(←札幌)ら実力者を迎え入れ、戦力アップに成功。しかし一方で組織の構築に時間を要している印象だ。もっとも先週末に行われたJリーグYBCルヴァンカップでは、勝ち切れなかったものの堅守を誇る福岡から3ゴールを奪取。新戦力のフロートが2ゴールと結果を出すなど、課題の解消に光明が見えている。
対する浦和は、今季よりポーランド出身のマチェイ スコルジャ新監督を迎え、新たなスタイルの構築に取り組んでいる。開幕2試合はともに完封負けと結果を残せなかったものの、3節のC大阪戦から3連勝を達成。前節は新潟に2-1で競り勝っており、徐々に戦い方が明確になってきた印象だ。
3連勝はいずれも1点差で、勝負強さも備わりつつある。酒井 宏樹、アレクサンダー ショルツと最終ラインには実力者が君臨し、中盤にも伊藤 敦樹ら伸び盛りのタレントが揃う。試合を重ねながらスタイルがさらに成熟してくれば、このまま勢い乗っていく可能性は十分だ。 両者の昨季の対戦は、1勝1分で浦和がリードした。とりわけ二度目の対戦では4-1と快勝を収めている。通算対戦成績でも25勝9分16敗と浦和が大きくリードするが、ホームでの一戦となるだけに柏も意地を見せるだろう。
対照的な状態にある両者だが、果たして今回の対戦ではいかなる決着を見るのか。ともにアグレッシブな姿勢を貫き、白熱した一戦となることを期待したい。


FOCUS PLAYERS
注目選手

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柏レイソル FW17フロート
オランダからやって来たストライカーは、身長192センチの高さに加え驚異的なスピードも備え、打点の高いヘッドはもちろん、裏抜けからでもゴールに迫る。ルヴァンカップの福岡戦では2点をマークし、調子を上げている。
柏レイソル FW19細谷真大
U-22日本代表にも名を連ねる柏の若きエース。力強いドリブルと鋭い動き出しが持ち味で、冷静なフィニッシュワークからネットを揺らす。今季は開幕戦から2試合連続ゴールをマーク。昨季の浦和戦でも結果を残している。
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浦和レッズ MF3伊藤敦樹
力強い守備対応と果敢な攻撃参加が売りのボックス・トゥ・ボックス。自陣でボールを奪えばすぐさま切り替え、一気にゴール前へと顔を出す。打点の高いヘッドや強烈なミドルシュートなど、ボランチながら得点力も際立つ。
浦和レッズ DF2酒井宏樹
長年欧州で活躍してきた経験豊富な右サイドバックは、今季よりキャプテンを務める。圧巻のフィジカルを利した対人プレーの強さはリーグ屈指で、迫力満点の攻撃参加も。アカデミーから育った古巣との対戦に燃えている。

MATCH CARD明治安田生命Jリーグ
フライデーナイトJリーグ対戦カード