青森山田高校時代は「第91回全国高等学校サッカー選手権大会」に出場しベスト16進出。明治大学3年生時にはFC東京のJFA・Ｊリーグ特別指定選手となるが、試合出場の機会は得られなかった。

今年1月に行われたアジア最終予選ではただ1人現役大学生選手として出場。準々決勝イラン戦では、延長前半に右サイドから精度の高いクロスで決勝ゴールをアシストするなど、チームの中心選手としてアジア制覇に大きく貢献した。

今年2月に明治大学サッカー部を退部し、FC東京に加入。飛躍が期待されたが、練習中に左足ジョーンズ骨折の重傷を負い長期離脱。一時は代表メンバー入りも危ぶまれたが、6/29に行われた南アフリカ戦（国際親善試合）で5ヶ月ぶりの代表復活を果たすと、そのまま最終メンバーに選出。手倉森監督の期待の高さが窺える選出となった。

武器は豊富な運動量と精度の高いクロス、そして縦への推進力。先日、行われたＪ１リーグ2ndステージ 第2節 甲府戦では待望のＪ１デビューを飾ると、攻守にその能力の高さを見せつけ、いきなりお立ち台の活躍を見せた。遅れてきたルーキーは今後クラブ、代表での大きな飛躍が期待される。