FUJI XEROX SUPER CUP 2021

MATCH

チーム紹介・みどころ

川崎フロンターレ
川崎F
FUJI XEROX SUPER CUP 2021
4月から富士ゼロックスは「富士フイルムビジネスイノベーション株式会社」へ
ガンバ大阪
G大阪
4月から富士ゼロックスは
「富士フイルムビジネスイノベーション株式会社」へ
3 - 2
2021年2月20日(土) 13:35
埼玉スタジアム2002
日本テレビ系全国ネットで生中継
試合のみどころ
昨季の明治安田生命J1リーグを、記録的な強さで制し、年明けの天皇杯でも優勝。2冠の川崎Fが、今季も強さを見せるのか。その川崎Fにリーグ、天皇杯ともに目の前で優勝を決められたG大阪が、その悔しさをばねにリベンジを果たすのか。2021シーズンの幕開けを告げる一戦は、今季の行方を占う重要な戦いとなるだろう。
川崎Fは昨季と同様に4-3-3の布陣を採用。ポゼッション、サイドアタック、ショートカウンターとあらゆる形からゴールを陥れることができる。カギを握るのは新戦力のシミッチか。パスワークに秀で、CBでもプレー可能な守備力も兼備する。守田英正の抜けたアンカーの位置で機能すれば、川崎Fが優位に試合を運べるだろう。
対するG大阪は、昨季の躍進の原動力となった強固な守備組織に、いかに攻撃力を上積みできるかがポイントに。こちらも中盤の底でタクトを振るう新加入のチュ セジョンがキープレーヤーとなりそうだ。
昨季の直接対決を踏まえても川崎Fがボールを支配する展開が予想されるが、G大阪もただやられるばかりではないだろう。相手のストロングポイントを封じる術に長ける宮本恒靖監督の手腕が、試合の構図を揺るがすポイントとなるかもしれない。

川崎フロンターレ

設立年 1955年
ホームタウン 神奈川県/川崎市
監督 鬼木 達
獲得タイトル
  • Jリーグ(2017年・2018年・2020年)
  • YBCルヴァンカップ(2019年)
  • 天皇杯(2020年)

大黒柱の中村憲剛が引退し、アンカーの守田英正も海外へと旅立った。一方で、大分から小塚 和季、松本から塚川 孝輝、名古屋からジョアン シミッチを獲得し、知念 慶、遠野 大弥らを復帰させるなど、圧倒的な強さを示した昨季にも引けを取らない戦力を手にしている。

4-3-3の布陣による攻撃サッカーが今季も川崎Fの生命線。大島 僚太、田中 碧らが君臨する中盤に加え、3トップには家長 昭博、小林 悠、そして昨季大ブレイクを果たした三笘 薫らが揃う。質・量ともにリーグ屈指のタレントを擁する攻撃陣の出来が、大きなカギを握るだろう。

中村引退の影響も懸念されるが、ここ4年で三度の優勝を成し遂げたチームには、経験豊富な選手が揃っている。谷口 彰悟、登里 享平らを中心にチームが一枚岩となれば、今季もリーグ戦の主役となることは間違いないだろう。

ガンバ大阪

設立年 1980年
ホームタウン 大阪府/吹田市・茨木市・高槻市・豊中市・摂津市・池田市・箕面市/北摂・北河内地域
監督 宮本 恒靖
獲得タイトル
  • Jリーグ(2005年・2014年)
  • Jリーグヤマザキナビスコカップ(2007年・2014年)
  • 天皇杯(2008年・2009年・2014年・2015年)
  • AFCチャンピオンズリーグ(2008年)

昨季は、組織的な守備をベースに勝負強さを示し、2位と躍進を遂げた。4年目を迎える宮本 恒靖監督の下、今季は攻撃面の向上が重要なテーマとなる。

主力の流出はほとんどなく、逆にレアンドロ ペレイラ(←松本)、チュ セジョン(←FCソウル)と、実績十分のタレントを補強。また昨季、横浜FCで躍動した一美 和成も復帰させ、攻撃のバーションアップを実現し得る戦力を整えた。

昌子 源、井手口 陽介、宇佐美 貴史ら既存の戦力にも実力者が揃う。そこにチュ セジョンのパスワーク、レアンドロ ペレイラと一美の決定力を上手く組み込めば、得点力の大幅アップに期待が持てるだろう。

この豊富な戦力を、宮本監督がいかに機能させていくのか。自らアクションを起こすアグレッシブなスタイルに期待したい。

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