久しぶりのJ2日記。選手の誕生日やら監督周辺話といろいろとネタはあったのだろうが、一向に原稿にできず、ならずの日々でした。あまりにも日記を書かないとまずいので、陽気なバドゥさんをネタにしてちょっと書いときます。
最初は、開幕戦の勝利後に軽快なステップを見せた監督の心境を日記にと思っていたのだけど、意外と静かに「サッカーは私の人生そのもの。だから勝利したら、ああなってしまうのです」と照れ笑いを浮かべた。てっきり興奮気味に語ってくれるのかと思ったので、ちょっと肩すかし。ちょっと日記にしづらくなった。
それ以降も、バドゥさんへの囲み取材で興味深いコメントが出ることはある。一番面食らったのは「彼ら(京都の選手たち)のサッカーを変えていくのは難しい面もある」と言った時のこと。「攻撃的」を標榜しながら、なかなか勝ち切れず、そして得点も重ねられなかったシーズン当初に出たコメントだ。選手にもっと自由に楽しく自分たちの思った通りに攻めてもらいたかったのだろうが、その「純粋にサッカーを楽しむ」という面で、現実と監督とイメージのギャップがあったのだろうと思う。
だが、それを聞いた時の筆者の心の中でのツッコミは(バドゥさーん。そんなネガティブなコメントはなしだろっー!)。だって今季最初のプレビューで、バドゥ監督について「笑顔を絶やさず、ノー・ネガティブ」と書いてしまった。こんなにも早く人間味あふれる姿を見ることになるとは…。
そうかと思うと、選手がいいプレーをした時は上機嫌で饒舌だ。第12節・横浜FC戦の2点目のFK(動画はこちら)については話が止まらなかった。選手のアイディアや決断力、それからシュートの見事さ、あの並んだ人数とそれぞれの役割…、話がどんどん続いていく。再び心の中で(いや多分、選手はそこまで深く考えてプレーしてないと思いますが…)とツッコミを入れたが、バドゥさんはさらにあのFKをインターネットで観たフロリダのサッカー協会の友人が電話をかけて来たことまで話す話す…。そして、「あのゴールを決めた後の選手たちの喜びようは、まるで1枚のすばらしい絵のようだ」とまとめた。すごいっス、FK以上にバドゥさんの話が。
ほかにも第10節・湘南戦で横谷繁がフォーメーション変更を願い出たことについて「選手が自分の考えを提案してきた、これは成長だ」と高く評価していたり、バドゥさんの考え方は本当に興味深い、そして個性的。
まあ、そんな感じで気がつけばもうシーズンは1/4を終えた。まだこれから山あり谷ありだろうし、これからもいろいろなバドゥさんを見ることになるのだろう…。
以上
2014.05.11 Reported by 武田賢宗
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