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【キャンプレポート2012:松本】2月5日(日):静岡キャンプ打ち上げ。そして“反町山雅”は基礎問題から応用問題へと移行する。(12.02.06)

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静岡県・御殿場キャンプで行われている一次キャンプ最終日となる5日(日)は、午前中限りで打ち上げとなる。4日に行われたトレーニングマッチ(vs甲府)である程度の手応えを掴んだチームは各選手の表情も明るく、雰囲気は良い。エルシオ・フィジカルコーチの号令のもと、まずは軽めのフィジカルトレーニングからスタートした。「『難しい』じゃない!『無理』言わない!」とエルシオコーチの激が、時の栖のピッチに響くが、練習漬けの日々も一端終了。ここまで順調に推移しているとあって、リラックスムードも漂っていた。

しかし、このままコンディション調整だけで終わらせないのが、反町流なのか。
監督の陣頭指揮のもと、ピッチにパイロンを置いての“シャドウトレーニング”に移ると、ピッチが一気に緊張感で包まれた。
「ゴール前での内外の守備に重点を置いた」と指揮官がその意図を話すように、攻め込まれる展開も多くなると予想される今シーズン、サイドアタックからペナルティーエリア内にボールを運ばれた場面を想定し、チームとしてどのように守るのか、ディフェンダー一人ひとりがとるべき動きを細かくレクチャーしていく。感覚で動く選手がいれば、プレーを一端止めて、容赦なく厳しい指示が飛ぶ。
「点を取られて謝るな!」「やれるようになるまでやるぞ!」。
最終日の、午前中限りとは思えないほど反町監督の声は熱を帯び始め、それが伝播したかのように選手同士からもマークの受け渡しなどで闊達な意見交換を繰り返した。
一方、選手から監督へのクエスチョンもあり、「良い質問だね!」と反町監督が嬉しそうに応答する場面もあった。チームが少しずつ監督の色に染まり始めていることが伺える。結局、終了予定時間を1時間半ほどオーバーする熱の入れようであった。

「充実したキャンプだった。相当走り込んで疲労もあったが、この時期にしては良い感じで仕上がっている」と片山真人が選手全員の声を代弁する。一次キャンプの目的は、身体をいじめ抜くことである。「プラン通りに進んだ。身体作りとしては良いスタートが切れた」と辛口の指揮官もまずは安どの表情だったが、「まだ手をつけていないところは山ほどある。宮崎で更にチーム力をアップさせないと」と、“アメ”だけでなく、“ムチ”も忘れることがない。
良い緊張感を維持したまま、静岡キャンプは終了。若干のインターバルを置いてリフレッシュした後、チームは二次キャンプ地の場所である宮崎へと移る。
「ここまでは基本問題。応用問題に取りかかるのは宮崎に入ってから」。
開幕まで残り1ヶ月。反町監督のチーム作りはいよいよ本格化する。

以上
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2012年3月3日(土) 13:35キックオフ/国立
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※詳細は【こちら


2012.02.06 Reported by 多岐太宿
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