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【J2日記】熊本:サポーターによる手作りのイベントで、今年の締めくくり。(10.12.13)

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昨年と同じく熊本市の中心部・サンロード新市街で開催。多くの来場者でにぎわいました。

ロアッソ君と熊本県のキャラクターくまモン、そして熊本城築城400年祭のマスコットひごまるの3人(?)による「ゆるキャラショー」も盛況。

隔月で発行される予定のフリーペーパー「K’move」創刊号は2万部が印刷。スタジアムにまだ来ていない県民をターゲットにしているため、公共施設などに置かれる他、スタッフが手配りするとのこと。

会場ではスタジアムグルメでおなじみのお店が出店した他、クラブブースではグッズや来年のシーズンシートの販売が行われました。

トークライブには南選手と宇留野選手が登場。大きな拍手で迎えられ、来シーズンに向けての抱負などを語りました。

 12月12日、昨年も大好評だったサポーターによるサポーターのためのイベント、「ロアッソ熊本・大忘“望”年祭」が行われました。
 12時12分12秒に始まった催しは、昨年同様に内容も盛りだくさん。ステージではお笑いライブやロアッソ君をはじめとしたゆるキャラショー、選手も参加してのクイズ大会やファンが選ぶMVP、街角イケメン調査の発表、そして各種賞品が当たる抽選会、さらにスタジアムグルメの出店やテーブルサッカー、ゲーム大会など、基本的な構成は昨年を踏襲。
しかし今年はさらにパワーアップした部分もあり、会場の一角からは3時間にわたって熊本シティエフエムの生放送が行われたほか、「ロアッソ熊本をJ1へ県民運動推進本部」とサポーター有志で企画して創刊されたフリーペーパー「K’move」が配布されました。

 「昨年はホームゲームの時に1回しか協賛募集のお知らせができなかったんですが、今年は2回できて同じぐらいの協賛をいただき余裕がありました」と、今回実行委員長を務めた濱田芳栄さんは話します。そうした部分以外でも、会場の設営や警備、進行など、約60人のサポーターがボランティアで協力。まさしく手作りのイベントですが、今年で2回目ということもあってスムーズに進行した様子でした。

 今回の目玉は、南雄太選手と宇留野純選手にサポーター代表の廣原圭輔さんを交えたトークライブ。J1クラブに在籍した経験を持つ2人から見た熊本の盛り上がり、そして今後の課題など、来季以降の昇格を見据えたテーマでトークライブは展開。充実したシーズンだったと話す一方で、昇格に手が届きそうな戦いができたからこそ、それを逃した悔しさもあると、両選手は今年1年を振り返っていました。

 クラブ発足時からの地元紙の記事がパネルとして展示されており、「写真に写っているスタンドの風景の中で、赤い服を着た人の割合が徐々に増えているのが分かります」と廣原さんが話していましたが、実際、このイベントにも去年以上に多くの人が訪れたように、少しずつではありますが県民の関心も高まりつつあります。チームの成績はもとより、サポートする地域の盛り上がりも含め、来シーズンのさらなるステップアップに期待したいと思います。

以上

2010.12.13 Reported by 井芹貴志
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