5月29日(土)ヤマザキナビスコカップ 磐田 vs 神戸(14:00KICK OFF/ヤマハ)
--試合速報--
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上位の浦和と清水が前節で敗れ、混戦模様になったBグループで、一躍首位に立った磐田。しかも、残り3試合のうちホームゲームを2つ残しており、予選突破に向けて有利な立場になっている。しかし、今回ホームに迎える相手は、リーグ戦ではアウェイで完敗した神戸。磐田が現在苦手にしているタイプのチームでもあるだけに、前回からどれだけ修正した戦いができるのか、磐田にとっては現在のチーム力が問われるゲームとなる。
水曜日のアウェイ湘南戦に2-1で競り勝った磐田は、リーグ戦第12節の川崎F戦に続き、今季初めて公式戦で2連勝。湘南戦は、自分たちのペースで戦う時間が長かったとはいえないが、上田康太の今季初ゴールとなる鮮やかなミドルシュートと、相手のミスをついたエース前田遼一のゴールで効率良く2点を奪い、アウェイで貴重な勝点3をゲットした。チームが波に乗るためには連勝が必要という声が多かっただけに、「連勝できたことは弾みになると思う」(金沢浄)と選手たちも手応えをつかんでいる。
ただし、今度の相手は、前節でリーグ戦首位の清水に3-1で完勝し、大きな自信をつかんでいる神戸。磐田としても、5月8日の第11節アウェイ戦に0-3で完敗しているチームだ。
その時のゲーム内容は、神戸が綿密に磐田の戦い方を研究し、武器を封じ、弱点をついて狙い通りの試合運びをしたもので、磐田はほとんど自分たちのペースをつかむことができなかった。水曜日の清水戦でも、神戸は同じような勝ち方をしており、当然今回も磐田対策を徹底してくるだろう。もちろん、神戸の選手たちにも、磐田に対してはこう戦えば良いという手応えをつかんでいるはずだ。
そんな相手に対して、磐田がホームで自分たちのサッカーができるかどうか。それが、この試合最大の注目点となる。
その意味では、磐田が自分たちでしっかりと攻撃をビルドアップできるかどうかが、第一のポイントと言える。神戸は前線からのプレッシャーが早く、中盤でもボールが入ったところに激しくプレスをかけてくるため、前回はそこで落ち着いてボールをつなぐことができず、苦し紛れのロングボールが多くなってしまった。そうなると、神戸の4バックは空中戦に強い選手が並ぶので、なかなかつけいる隙を見出せない。
相手の前からプレッシャーをどう外し、いかにサイドに起点を作りながらボールを保持して前に運んでいくか。それは、柳下正明監督がチームの課題としてつねに口にしている部分でもある。また、有効なロングボールを織り交ぜ、相手のラインを下げさせたうえでパスをつないでいくといった工夫も必要になるだろう。
守備面では、カウンターとロングボールの対策が2大ポイント。前回は、その2つのパターンで2点を先行され、相手の術中にはまってしまった。カウンターに対しては、悪いボールの失い方をしないことと、そうなってもすぐに対応できる準備を整えておくこと。ロングボールに対しては、187cmのターゲットマン・都倉賢に自由を与えず、そのセカンドボールをしっかりとカバーすること。セカンドボールを拾われると、DFラインを下げざるをえないため、攻守ともに自分たちのリズムが出にくくなってしまう。そのため、とくに長いボールのセカンドボールの奪い合いという部分は、大きな見どころになってくるだろう。
以前のプレビューで指摘した通り、今の磐田にとって神戸は非常にやりにくい相手ではある。だが逆に言えば、前回の修正に成功して神戸に勝てば、本当に大きな自信となる。そのため選手たちには、これをチャンスと考えて、ホームで思いきり自分たちのサッカーをやり抜いてほしい。
以上
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