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【J1:第12節 磐田 vs 川崎F】プレビュー:高い得点力を誇る川崎Fを、ホームに迎える磐田。攻守ともにハードワークして、自分たちの勝ちパターンに持ちこめるか(10.05.16)

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5月16日(日)J1 第12節 磐田 vs 川崎F(14:00KICK OFF/ヤマハチケット販売はこちら
スカパー!生中継 Ch308 13:55〜(解説:水沼貴史、実況:八塚浩)
--試合速報--
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リーグ中断前最後のゲームで、13位の磐田がホームに迎えるのは、3位の川崎F(ともに順位は暫定)。連戦の疲労も多少リセットできた中で、お互いにどうしても勝っておきたい一戦に臨む。

磐田はここ4試合、勝って負けて、勝って負けてという流れが続いている。昨年ほど波があるという印象はないが、完勝と完敗がはっきり分かれる傾向は、今季も少し残っている。その一因としては、相性の良い相手と悪い相手がはっきりしているという面も挙げられるだろう。
苦手な相手は、ロングボールを効果的に使い、そのセカンドボールに対する寄せも早いチーム、前線から最終ラインまでプレッシャーが厳しく、磐田のパス回しを封じてくるチーム、またそこからのカウンターも得意なチームといったところ。その意味では、前節0-3で完敗した神戸は、そのパターンにピタリと当てはまり、非常にやりにくい相手だった。
とくに、「相手のプレッシャーがきつくても、落ち着いてボールを動かすことができるか」(柳下正明監督)という部分と、ロングボールへの対応は、今のチームにとって大きな課題となっている。

逆にやりやすい相手というのは、磐田対策を入念に練ってくるというよりも、自分たちが主導権を握りながら戦うことにこだわるチーム。そうした相手に対しては、しっかりとブロックを作って守るやり方がはまり、浦和戦(アウェイで1-0の勝利)に代表されるような我慢強い戦いができている。また、相手にポゼッションで上回られても、ボールを奪ってからの速い攻撃で強力な2トップを生かし、決定機を作ることはできている。

そう考えると川崎Fは、どちらかと言えばやりやすいタイプに入るだろう。しかし、鄭大世の高さ・強さを生かしたロングボールもあり、精度もタイミングも抜群に良い中村憲剛の裏へのパスもあり、レナチーニョや黒津勝の飛び出しもあって、カウンターも得意。つまり、磐田にとってイヤな部分も数多く備えている。
そうした両面を備えたチームに対して、磐田がどんなゲームプランで試合に入るのか。まずは、そこが注目点となるだろう。とくに磐田にとっては、先制点が大きなポイントになる。最後まで粘り強く、冷静に守りきるという部分は、今季チームとして身につけつつあり、先制点を奪えば、前述のような勝てるパターンにもはめやすくなるからだ。
もちろん、先制点を奪うためには、それまで無失点に抑えなければならない。そのため守備陣には、90分を通して高い集中力とハードワークが求められるだろう。また攻撃面では、ジウシーニョの復帰という明るい材料もある。すでに練習試合では90分間フル出場しており、柳下監督も18人のメンバー入りを示唆している。先発はないかもしれないが、交代出場でも攻撃のスピードや迫力を増すために大いに力を発揮してくれるはずだ。

ただし川崎Fは、ここ3試合で11ゴールという高い得点力を発揮しており、アンカーの稲本潤一がケガから復帰する見込み。AFCチャンピオンズリーグの決勝トーナメントもなかったため、前節から中10日でのゲームということで、疲労もかなり軽減されているだろう。
また、中村、稲本、川島永嗣の3人がワールドカップでチームを離れる前に、現状のベストメンバーで戦う最後の試合ということもあって、総力を挙げて勝点3を取りに来るはずだ。
その川崎Fに勝つことができれば、磐田にとっては本当に大きな自信となる。厳しい戦いになることは間違いないだろうが、選手たちには、逆にここをチャンスととらえて、思いきったプレーを見せてほしい。

以上
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