事業計画書
平成26年(2014年)1月1日から12月31日まで
公益社団法人日本プロサッカーリーグ
1 当法人に関する事項
- (1) 事業の計画
- (単位:百万円)
正味財産期末残高(事業別) | 予算額 | |
---|---|---|
公益目的事業会計 | ▲ 1,257 | |
収益事業等会計 | 収益会計 | ▲ 49 |
共益会計 | 79 | |
小計 | 30 | |
法人会計 | 2,822 | |
合計 | 1,596 |
*百万円未満は四捨五入
- 〔公益目的事業〕
-
当法人は、リーグ全体の発展を目指して放送権やパートナーシップをリーグで一括管理し、放送権料や協賛金を一定のルールに基づきクラブに配分すると同時に、以下の活動を主体的に実施する。
- プロサッカー試合の主催
J1リーグ戦 全306試合、J2リーグ戦 全462試合、リーグカップ戦、J1昇格プレーオフ、J3リーグ戦全198試合、J2・J3入れ替え戦、第94回 天皇杯全日本サッカー選手権大会、等の開催。 - 公式記録の作成、管理及び運用
公式試合、公式行事の記録や映像・静止画像の作成・収録、保管、管理及び販売ならびに選手肖像権等の管理。 - プロサッカー選手、監督及び審判員等の養成、資格認定及び登録
- プロサッカーの試合の用具の認定
- 放送等を通じたプロサッカーの試合の広報普及
- サッカー及びサッカー技術に関する調査、研究及び指導
- クラブライセンス制度の運用
- プロサッカー選手、監督及び関係者の福利厚生事業の実施
- サッカーに関する国際的な交流及び事業の実施
- サッカーをはじめとするスポーツの振興及び援助
- (その他目的を達成するために必要な事業
プロサッカーに関するパートナー、スポンサー及びサプライヤーとのリレーションシップ構築など。
- プロサッカー試合の主催
- 〔収益事業等〕
-
- 収益事業(商品化事業)
プロサッカーに関する商標等の登録、管理及びそれらを使用した商品の制作販売。 - 共益事業(表彰事業)
12月8日(火)、J. LEAGUE AWARDS を開催し、リーグ戦成績及びリーグカップ戦成績に対する表彰を行う予定。
- 収益事業(商品化事業)
- (2) 損益の計画と財産の見通し
- (単位:百万円)
平成23年度 2011年度 (自 平成23年4月1日 至 平成23年12月31日) |
平成24年度 2012年度 (自 平成24年1月1日 至 平成24年3月31日) |
平成24年度 2012年度 (自 平成24年4月1日 至 平成24年12月31日) |
平成25年度 2013年度 (見通し) (自 平成25年1月1日 至 平成25年12月31日) |
平成26年度 2014年度 (予算額) (自 平成26年1月1日 至 平成26年12月31日) |
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当期経常増減額 | 230 | 66 | ▲ 186 | ▲ 496 | 17 |
当期一般正味財産増減額 | 208 | 66 | ▲ 186 | ▲ 396 | 77 |
当期指定正味財産増減額 | 0 | 0 | 10 | 2 | 0 |
正味財産期末残高 | 2,023 | 2,089 | 1,912 | 1,519 | 1,596 |
*1 百万円未満は四捨五入
事業 | 主要な事業の内容 |
---|---|
公益目的事業 | 日本サッカーの水準の向上及びサッカーの普及を図ることにより、国民に対して豊かなスポーツ文化の振興と心身の健全な発達に寄与し、国際社会における交流及び親善に貢献する事業
|
収益事業 | 商品化事業 |
共益事業 | 表彰事業 |
- (4) 会員に関する事項
- (2014年1月1日(予定))
種類 | 前年度末 | 当年度(予定) | 増減 |
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正会員 | 41名 | 52名 | 11名増 |
準会員 | 0名 | 0名 | - |
賛助会員 | 0名 | 0名 | - |
その他 | 3名 | 3名 | - |
合計 | 44名 | 55名 | 11名増 |
- (5) 職員に関する事項
- (2014年1月1日(予定))
職員の数 | 51名 | うち常勤 | 50名 |
(注)理事兼務者を除き、他の機関・企業からの出向者、他の機関・企業への出向者、休職者を含む。
- (6) 役員会等に関する事項
- 1. 理事会
開催予定年月日 | 種類 |
---|---|
2014年1月21日 | 通常 |
2月25日 | 通常 |
3月18日 | 通常 |
4月15日 | 通常 |
5月20日 | 通常 |
6月24日 | 通常 |
7月15日 | 通常 |
8月19日 | 通常 |
9月16日 | 通常 |
10月21日 | 通常 |
11月18日 | 通常 |
12月16日 | 通常 |
2. 総会
開催予定年月日 |
---|
2014年3月11日 |
12月9日 |
- (7) 対処すべき課題
- 1993年のリーグ戦開幕から20周年の節目を迎えた当法人の2013年度の経常収益は11,523百万円(前年同期比387百万円減)、経常費用は12,020百万円(前年同期比11百万円減)となる見通しで、当期経常増減額は▲496百万円(前年同期比376百万円減)となる見通しです。経常収益は2008年の12,845百万円から減少の一途を辿っており、これはリーマンショックや東日本大震災の影響による企業業績の悪化や、レジャーや価値観の多様化によるテレビの試合中継の減少などによる影響が大きいものと思われます。さらに、2013年10月末現在のJ1 リーグ戦平均入場者数は16,659名(前年同期間比748名減)と、平均入場者数の伸びは年々鈍化しており、一般的な関心度の低下が浮き彫りとなっています。
- こうした状況のもと、当法人では現状を打破し、Jリーグのさらなる発展と成長を目指して、2015年にJ1リーグ戦の大会方式を変更することを決定いたしました。新たに採用する2ステージ制とスーパーステージ(仮)/チャンピオンシップに注目が集まりJリーグがこれまで以上に国民的なコンテンツに成長することで、Jリーグに対する一般的な関心度を高め、ファン・サポーターの裾野拡大を狙ってまいります。
- さらに当法人では、2014年より新たに11のクラブをJ3会員として迎え入れ、J3リーグ(Jリーグ・ディビジョン3)を発足させます。これにより全国のJクラブ数は51となり、これにJリーグ準加盟クラブを加えた57クラブの活動区域は全国39都道府県にまで広がります。
- 当法人は、これまでの20年間、プロサッカーリーグを運営する一方で、Jクラブと共にJリーグアカデミーの拡充、育成年代の大会整備などによる選手育成、審判員の養成、地域スポーツの振興活動、ホームタウンの活性化などに取り組んでまいりました。そして、これからも、常に変化を先取りし、より多くの人々に愛されるプロスポーツとしてのサッカーと、より多くの皆様に楽しんでいただけるフットボールエンターテインメントを提供し続けてまいります。また、2020年には東京オリンピック・パラリンピックの開催も決定しており、サッカーのみならず、日本におけるスポーツ全体の価値を高めるために当法人が果たすべき役割は大きいものと認識しております。
2 役員等に関する事項
- (1) 理事
- (2014年1月1日時点(予定))
役職名 | 氏名 | 任期 | 常勤・非常勤 | 他法人等の代表状況等 |
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理事長 (チェアマン) |
大東 和美 | 自: 2010年7月20日 至: 2014年3月11日 |
常勤 | (公財)日本サッカー協会副会長 |
専務理事 | 中野 幸夫 | 自: 2009年1月1日 至: 2014年3月11日 |
常勤 | (公財)日本サッカー協会常務理事 |
理事 | 大河 正明 | 自: 2012年5月8日 至: 2014年3月11日 |
常勤 | (公財)日本サッカー協会理事 |
理事 | 中西 大介 | 自: 2012年5月8日 至: 2014年3月11日 |
常勤 | なし |
理事 | 井畑 滋 | 自: 2012年3月19日 至: 2014年3月11日 |
非常勤 | (株)鹿島アントラーズ・エフ・シー 代表取締役社長 |
理事 | 岡野 雅夫 | 自: 2013年3月13日 至: 2014年3月11日 |
非常勤 | 大阪サッカークラブ(株) 代表取締役社長 |
理事 | 亀井 文雄 | 自: 2012年3月19日 至: 2014年3月11日 |
非常勤 | (株)愛媛FC 代表取締役社長 |
理事 | 武田 信平 | 自: 2009年6月16日 至: 2014年3月11日 |
非常勤 | (株)川崎フロンターレ 代表取締役社長 |
理事 | 橋本 光夫 | 自: 2010年7月20日 至: 2014年3月11日 |
非常勤 | 浦和レッドダイヤモンズ(株) 代表取締役社長 |
理事 | 福島 義広 | 自: 2010年7月20日 至: 2014年3月11日 |
非常勤 | (株)名古屋グランパスエイト 代表取締役副社長 |
理事 | 上西 康文 | 自: 2012年3月19日 至: 2014年3月11日 |
非常勤 | なし |
理事 | 傍士 銑太 | 自: 2006年7月21日 至: 2014年3月11日 |
非常勤 | なし |
理事 | 宮 裕 | 自: 2010年7月20日 至: 2014年3月11日 |
非常勤 | なし |
理事 | 村井 満 | 自: 2008年7月15日 至: 2014年3月11日 |
非常勤 | RGF Hong Kong Limited 会長 |
理事 | ヨーコ ゼッターランド | 自: 2010年7月20日 至: 2014年3月11日 |
非常勤 | (有)オフィスブロンズ 取締役社長 |
理事 | 原 博実 | 自: 2010年7月20日 至: 2014年3月11日 |
非常勤 | (公財)日本サッカー協会理事 (技術委員長) |
理事 | 上川 徹 | 自: 2012年8月21日 至: 2014年3月11日 |
非常勤 | (公財)日本サッカー協会理事 (審判委員長) |
- (2) 監事
- (2014年1月1日時点(予定))
役職名 | 氏名 | 任期 | 常勤・非常勤 | 他法人等の代表状況等 |
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監事 | 味村 隆司 | 自: 2012年3月19日 至: 2014年3月11日 |
非常勤 | (株)日本国際映画著作権協会 代表取締役 |
監事 | 吉田 修己 | 自: 2012年3月19日 至: 2014年3月11日 |
非常勤 | なし |
平成28年度 | 平成27年度 | 平成26年度 | 平成25年度 |
平成24年度(663KB) | 平成22年度(383KB) | 平成21年度(610KB) | 平成20年度(606KB) |