明治安田生命J3リーグは29日に第20節の8試合が行われ、首位の愛媛と2位の富山が揃って勝利を挙げられなかった。
ホームで松本と対戦した愛媛は、スコアレスで迎えた88分に先手を許したものの、終了間際の90+2分に石浦 大雅のゴールで追いつき、1-1の引き分けに持ち込んだ。愛媛の連勝は3でストップしたものの、7戦負けなしとし首位の座を堅持した。
アウェイで3位の鹿児島と対戦した富山は、開始4分に大野 耀平のゴールで先制するも、18分に追いつかれると、後半にも2点を奪われ、1-3と完敗を喫した。富山の連勝は2で止まった一方、勝った鹿児島は連敗を2で食い止め、富山との勝点差を2に縮めている。
ホームに宮崎を迎えた今治は、今夏に加入した千葉 寛汰の2ゴールなどで3-0と快勝。鳥取は富樫 佑太が2ゴールを奪う活躍を見せ、3-1で北九州を撃破した。
岩手は13分に先手を許したものの、59分にオタボー ケネスのゴールで追いつき、1-1で奈良と引き分けた。ホームで福島と対戦した讃岐は64分に宗近 慧のゴールで先制しながら、87分に失点し、1-1の痛み分けに終わっている。
ホームに相模原を迎えた長野は、63分に新加入の加藤 弘堅が先制ゴールをマーク。この1点が決勝点となり、1-0で勝利を収めた。長野は10試合ぶりに勝点3を手にした一方、敗れた相模原は3試合ぶりの黒星となった。八戸vsFC大阪は両者決め手を欠き、スコアレスドローに終わっている。
■試合データ
岩手vs奈良
長野vs相模原
讃岐vs福島
愛媛vs松本
北九州vs鳥取
八戸vsFC大阪
今治vs宮崎
鹿児島vs富山