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長野vs宮崎の見どころ(明治安田J3リーグ第24節:2024年8月17日)

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修正を表現するとき。“ゴール欠乏症”から抜け出すのは?

互いに4試合連続無得点と“ゴール欠乏症”に苦しんでいる。先にネットを揺らして勢いづくのはどちらか。

長野は前節、0-2で富山に敗れた。前半にPKから先制を許したが、逆に後半はPKのチャンスをつかみ取る。J3得点ランク首位の浮田 健誠がキッカーを担ったが、まさかの失敗。終了間際に2つ目のPKを献上すると、これを決められて万事休す。

試合後、髙木 理己監督は「われわれはフリーで打つ11mのキックでさえも決め切れない状況」と嘆いた。富山戦は、ここ数試合で採用していた[4-4-2]から、開幕から採用していた[3-4-2-1]にシステムを戻した中で攻撃が活性化。PK獲得のシーンは完璧な崩しだったが、それをモノにできなかったことがチームの現状を物語っている。

対する宮崎は前節、0-2で大宮に敗戦。今夏に加わった新戦力たちがホームお披露目となるも、首位のしたたかさを見せつけられた格好だ。前後半ともに終盤に得点を許した上、最後まで1点が遠かった。

3週間の中断期間を経て迎える一戦だが、互いに攻撃の修正を図ったに違いない。それをゴールという形で表現できるかどうかが、勝利へのカギとなる。

[ 文:田中 紘夢 ]





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