本文へ移動

フォトニュース

一覧へ
[ 2014年 今年の漢字:仙台 ] | J's GOAL | フォトニュース

[ 2014年 今年の漢字:仙台 ]
クラブ創設から20周年を迎えた仙台にとって、新しい時代の幕開けにふさわしい成績が欲しかった今季。しかし、歓喜の代わりに苦難の多い1年となった。
今季の仙台は グラハム・アーノルド監督を迎えて臨んだが、戦術をチームにフィットさせられずに白星が遠く、第6節をもって監督が交代した。あとを継いだ渡邉晋監督は、選手としてもコーチとしてもフロントスタッフとしてもこのクラブの歴史、様々な時代を知る人物。
「クラブの現状や環境などを私以上に理解している人物はいないと自負しています。逃げ出すわけにはいかない」
その覚悟とともにチームを率いた若き指揮官は、その後も何度となく苦難を経験したが、自ら最低限のノルマとして位置づけたJ1残留を選手・スタッフ・サポーターとともに果たした。
苦難の時代を乗り切っても、その先には新たな時代が続く。そして血の通った人間がプレーし、運営している以上、チームやクラブにはどこかで新陳代謝が必要となる。今季なかなか果たせなかった世代交代も、来季はもっと意識せざるを得ない。歴史を積み重ね、街にとって代わりの効かない存在となった仙台が、次の時代にどのような道を歩くのか。これからも、現場で見守り続けたい。

Text by 板垣晴朗

-------------
J1 順位表
J1 戦績表
J1 得点ランキング

ほかのクラブの「今年の漢字」をチェック!

2014年12月16日(火)

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

J.LEAGUE TITLE PARTNER

J.LEAGUE OFFICIAL BROADCASTING PARTNER

J.LEAGUE TOP PARTNERS

J.LEAGUE SUPPORTING COMPANIES

TOP