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[ 2014年 今年の漢字:清水 ] | J's GOAL | フォトニュース

[ 2014年 今年の漢字:清水 ]
シーズン中の監督交代などさまざまなことがあった今季の清水だが、最終的には何とかJ1に「残留」できたということに尽きる。
また「残念」だったことも多く、J2での3年間の武者修行を経て大ブレイクした長沢駿が、絶好調時に大ケガをしてしまったのもその1つ。せっかく4年ぶりにベスト4に進んだ天皇杯では、残留争いの影響で準決勝に全精力を傾けることができなかったのも心残りだ。
チーム史上もっとも苦しい残留争いに巻き込まれた原因は、7月末に就任した大榎克己監督の問題ではなく、監督交代の判断が遅れたことが大きかっただろう。遅くともFIFAワールドカップによる6月の中断期からチームの立て直しに着手できていれば、もっと勝点を稼げていたに違いない。なぜなら、今季の終盤戦でもチームの歯車がかみ合ったときは、流動的かつスピーディーで見て楽しいサッカーが繰り広げられ、若い力の躍動が結果にも結び付いていたからだ。
それでも、なんとか残留できたことによって、来季の楽しみは大きくふくらんできた。残留争いの渦中で選手たちのハートは鍛えられ、チームの一体感も増した。大榎スタイルの完成度が増し、余計なプレッシャーがない中で選手たちが生き生きとプレーし始めた時、清水の新たなサッカーがどんな未来を見せてくれるのか。ホッと一息ついた今は、そんなワクワク感だけが残っている。

Text by 前島芳雄

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2014年12月16日(火)

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