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[ 2013年 今年の漢字:神戸 ]
ひねったり、こねくり回したりせず、今季は素直に「喜」としたい。
昨季最終節で広島に敗れてJ2降格の悔し涙を流した吉田孝行が、今季の最終節では自らの現役ラストマッチをゴールで飾り、うれし涙を流した。腫瘍の切除術から半年以上のリハビリを続けてきた北本久仁衛が、第32節・北九州戦でピッチに戻ってきた。その北本が不在の中、岩波拓也が37試合に出場して大きく成長もした。挙げ出したら切りがないほど、喜びの多いシーズンだったと言える。そして1年でのJ1復帰。GK徳重健太は「広島に敗れてJ2降格が決まったスタジアムの光景がずっと頭から離れなかった。だから、J1昇格が決まった時はほんとにうれしくて」と言う。今季の神戸は、この徳重の言葉に集約されていると思う。絶対に負けられない重圧の中でつかんだ“J1切符”を純粋に喜びたい。
Text by 白井邦彦
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◆ほかのクラブの「今年の漢字」をチェック!2013年12月14日(土)