元清水エスパルス選手の興津大三さんと山崎光太郎さん(ともに現在は(株)エスパルス)が12月14日(月)、静岡市立清水小島小学校にて行なわれた、JFAこころのプロジェクト『夢の教室』に『夢先生』として参加しました。
同プロジェクトは、現役のJリーグ選手やなでしこリーグ選手、そのOB/OGなどのサッカー関係者、および他種目の現役選手、OB/OGを『夢先生』として、小学校に派遣し、『夢の教室』と呼ばれる授業を行ない、「夢を持つことの大切さ」、「仲間と協力することの大切さ」などを講義と実技を通じて子どもたちに伝えていく活動です。
人間形成において重要な時期である小学校児童、特に目的と手段を合わせて考えることができるようになる5年生を対象とし、クラス単位で夢先生と子どもたち一人ひとりが十分触れ合う機会となることを目的としています。
小学校の授業2コマ分を利用し、前半は「ゲームの時間」、後半は「トークの時間」。前半は体育館で行なわれ、夢先生の興津先生、アシスタントの山崎先生がジャージ姿で登場し、ボールを使ってのウォーミングアップや鬼ごっこを通じて、仲間と協力することや相手を思いやるこころ、フェアプレー精神の大切さを伝えました。
後半は教室で、スーツに着替えた興津先生が『夢曲線』を使って、「プロサッカー選手になりたい」という自身の夢を実現するまでの体験を話し、児童とともに夢について語り合いました。ゲームの時間で先生たちと意気投合した児童が活発に意見を述べる中で、興津先生が「夢を持って、(実現)できなかったらどうしようと考えることなく、自分がこうしたいと強く想うことが大切」と言ったときの児童の真剣な眼差しが印象的でした。授業の後半には、「サッカー日本代表になりたい」「お母さんのように看護師になって病気の人を助けたい」「東大で勉強したい」など、児童が自分の夢を語ってくれました。
ご協力いただいた清水小島小学校の皆様、また静岡市教育委員会の皆様、ありがとうございました。
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