●長谷川健太監督(G大阪)
「ナビスコカップは、選手時代から含めて5回目の決勝戦を戦うこととなるのですが、勝ったこともあれば負けたこともあります。ただ、勝たないと悔しさだけが残るという大会でもあるという、トーナメント方式の大会ですし、勝って、選手がカップをスタジアムの中央で掲げている、キャプテンの遠藤が掲げていることを練習をしながらいいイメージができたと思いますので、選手を信じて勝利を信じてチーム一丸となって明日の試合に臨みたいと思います」
Q:監督同士は同世代の選手としてドーハでも一緒に戦いましたが、監督としてお互いをどのように意識しているか教えてください。
「森保監督のことは、大変リスペクトしています。コーチから監督になった1年目でJリーグのタイトルを獲って、それも2年連続で獲ったというのは、私も6年清水でやりましたけれども、なかなかタイトルすら獲れなかったですし、それを初年度から獲って、連覇するというのは並大抵のことではないと思っています。少し年は下ですが、監督としては大変尊敬していますし、明日は胸を借りるつもりで精一杯戦いたいと思っています」
Q:明日の試合で勝つためのポイントについて教えてください。
「自分たちの力を出し切れるかどうかだと思います」
●遠藤保仁選手(G大阪)
「勝つために全力でハードワークしたいと思います。以上です」
Q:国内で初めてバニシング・スプレーが導入されますが、主にプレースキッカーを務める遠藤選手にとってどのような影響があるのか、またはないのか教えてください。
「僕もワールドカップで1回しか経験していませんが、できればボールの前ではなく横に引いてほしいなと思います。そのほうがキッカーにはいいんじゃないかなと思います。ただ、やってみないとわかりませんし、そのときのレフェリーとのコミュニケーションも大事ですし、今回初めてということなので、その辺はうまくもちろん両チーム平等にやらなければならないとは思いますけれども、試合前にもしそういう機会があれば、話し合って、コミュニケーションを取って、キッカーが蹴りやすいようにしてもらえれば嬉しいかなと思います」
Q:ワールドカップでは同じポジションを争った青山選手のどういうところを警戒しているかを教えてください。
「代表で一緒にやった時間は短めですが、技術もしっかりとしていますし、一本のパスですべての状況を変えられる選手だと思います。もちろん、僕らとして警戒をしなければいけない選手だとは思いますが、どこで試合が決まるかはわからないので、全員に気を付けなければいなけいと思っています。広島のなかでは経験も豊富な選手ですし、間違いなく中心選手だと思っています」
以上