●秋葉忠宏監督(群馬):
「前節はアウェイで、群馬側のメディアの方が少なかったのでお話できませんでしたが、今回J1クラブライセンスが無事に交付されたこと関して、募金やスポンサードなどで協力していただいたすべての方にお礼を申し上げます。クラブとしてJ1に上がれるライセンスを受けることができましたが、これも『これからも頑張れ』というクラブへの期待の声だと感じております。これからもサポーター、スポンサー、行政など多くの方の応援に応えられるクラブになっていかなければいけないと思います。
ライセンスなどポジティブな要素があった中で、ネガティブな部分においてはこの2週間、メディアからいろいろな、チームにとってはマイナスな雑音が出る中で、チームをコントロールするのが非常に難しい状況でした。ただそういうことを言い訳にすることなく、選手は結果を残してくれました。プロの世界では、ほんの少しのマイナス要素が勝敗に直結することがありますので、それを乗り越えて戦ってくれた選手に感謝しています。
ゲームに関しては、前半のアディショナルタイムに同点に追いつかれて(※記録では、アディショナルタイムではなく前半45分)、さらに逆転され難しい展開となりましたが、そこから逆転するというゲームを選手が見せてくれたことは頼もしかったと思います。龍(平繁)と(ダニエル)ロビーニョの破壊力はさすがでした。ロビーニョ、宮崎など交代選手が結果を残してくれて、高いレベルでの競争が結果につながりました。いまチームは良い競争ができていますので、それを続けて残り6試合につなげていきたいと思います」
Q:前半は相手にボールを持たれていたが、ゲームの入り方について
「あのゲームプランは計算外でした。バタバタした中で選手を送り出さなければならず、そういう部分が影響したと思います。あの入り方については非常に残念で、自分たちからもっと行かなければいけませんでした」
Q:マイナス要素をいかに乗り越えたか?
「選手には意地を見せようと伝えました。現場は現場で試合に集中するだけ。これまで自分たちが積み重ねてきた集大成を見せようと、みんなで一つになりました。スポンサーさんもよいタイミングでバーベキューなどをやってくれて、讃岐に負けた嫌なムードを払拭することができました。これからも1試合1試合に集中して、ゲームに臨みたいと思います」
以上