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【J2日記】大分:決戦の10月、そしてミャンマー(14.10.02)

決戦の10月だ。今週末からの磐田戦にはじまり、松本、千葉、岡山と上位陣との対戦が控えている。勝点6に値する試合が続くわけだから、選手ならずとも痺れそうな1カ月になりそうだ。
そんななか、もうひとつの戦いに向け2人の若武者がミャンマーに旅立つ。AFC U-19選手権に挑むU-19日本代表メンバーに選ばれた松本昌也と坂井大将だ。過去3大会連続でアジア8強に終わり、FIFA U-20ワールドカップ出場を逃している。世界切符獲得へ今度こそ負けられない。その戦いへ向けて、宮崎県綾町での最終合宿に行っているふたりを直撃した。

大分では末っ子の立場で振る舞う彼らだが、アジア突破へに向けて集った同世代のチームでは先頭に立ち、引っ張っていた。彼らには覚悟があった。
前大会に飛び級で出場した松本は「アジアでの戦いの厳しさは知っているが、僕らの世代で悪い流れを断ち切りたい。前回悔しい思いをした先輩たちのために」と託された思いを背負い、そして、世界のスカウトが注目する『見本市』で自らの価値をアピールするためにも、本戦出場と自身の活躍を誓った。
今夏のブラジルワールドカップにサポートメンバーとして参加し、世界で戦うことの厳しさと興奮を味わった坂井は、「チームが一丸となれば必ず勝てると思っている。僕は年齢的に次の大会も出場できる可能性はあるが、世界の舞台は何度でも経験したい」と、世界進出を待ち通しそうだ。

今日行われたJFLのホンダロックとの試合には、ふたり揃って1本目(前半45分)に出場。サイドから得点機を作った坂井。ショートコーナーから追加点を挙げた松本。チームを率いる鈴木政一監督の「大分コンビは頼もしいね」とのお墨付き。ともに気持ちよくミャンマーに行けそうだ。

大会は9日にU-19中国代表と予選初戦を行う。06年以来遠ざかっている舞台へ大いに期待できそうだ。日の丸を背負って戦った彼らが帰国した頃、チームは負けず劣らずの勢いで旋風を巻き起こし、ふたりを迎え入れるだろう…。

以上

2014.10.02 Reported by 柚野真也

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