今回、ご紹介するのは8月28日に行われたイベントでの一コマ。「なぜ、今頃・・・?」との声も聞こえてきそうですが、イベントに登場した小澤雄希選手と関原凌河選手の掛け合いがとても楽しかったので、今さらではありますがご紹介したいと思います。どうぞお付き合い下さい。
サポーターが待ち望んでいた瀬戸大橋ダービー(J2第29節vs岡山)の3日前、ケーズデンキ高松本店で開催された「株式会社ビッグ・エス」×「スカパー!」共同イベント。リーグ戦中は選手と触れ合えるイベントの機会が少ないため、ダービー同様、たくさんのサポーターが楽しみにしていました。登場したのは小澤選手と関原選手。実は当初、小澤選手ではなく古田寛幸選手が登場予定だったのですが、前日、小澤選手に急遽バトンタッチ。イベント前、関原選手がツイッターで「今日のイベント、古田から小澤に変わったことをカマタマーレを代表して謝罪します。。」とユーモアたっぷりにつぶやき、イベントは幕を開けました。
サポーターの大きな拍手に迎えられ登場した2人。まずはトークショーからスタートです。司会者に「互いの印象は?」と聞かれ、関原選手は小澤選手について「青いと思いました」と一言。「青いってどういうこと?」との問いかけに「ほら、ひげが濃くて顔が青いでしょ」と、ケラケラ笑う関原選手。30歳の小澤選手に対し、23歳の関原選手が最初からいじっていきます。そういえば、この二人、今季のチームキャンプ時に同室で、関原選手が「俺の部下。なんでも言うこと聞いてくれる優しい部下」とツイッターで小澤選手を紹介していたような・・・。「キャンプで同室でしたが、その時の関原選手はどうでしたか?」との質問に小澤選手が「凌河が1番年下だったんですけど、シャワーも寝るのも1番先でした」と応えれば、関原選手は「だって早いもん勝ちでしょ」と間髪入れずに突っ込みます。「それぞれお酒に酔ったらどうなるんですか?」とのサポーターからの質問に「小澤選手は、ますます顔が青くなります」と関原選手はニヤリ。それに対し、小澤選手が「時間がたってヒゲが伸びてるだけだろ!」と応戦していました。
続いてのジャンケン大会でも「グー」を出し続ける小澤選手に対し、「グーばっかり出して全然、勝負が決まらない。皆さん、次にグーだったら、ここにいる人全員に小澤選手から賞品をプレゼントします!」と関原選手の突っ込みは止まりません。そういう関原選手は「パー」ばかり出していたんですが・・・。また、賞品が某サッカーゲームソフトだと知り、「俺も欲しい!」とサポーターに混ざって小澤選手とのジャンケンに参加するなど、最後まで茶目っ気たっぷりだった関原選手(ちなみに関原選手は1回戦で負けました)。「凌河は可愛いから、何やっても許せちゃうんですよね〜」と優しい小澤選手。8つの歳の差がある2人ですが(小澤選手は10月4日が誕生日で31歳になります)、息の合った抜群のコンビネーションを見せてくれました。
このイベントは平日18時30分からのスタートで、観覧者の集まりが心配されましたが、夏休み中の子ども達、仕事終わりのサポーターらが続々と駆け付けてくれ、最終的に約100名集まるという大盛況ぶりでした。普段はなかなか見られない選手の素顔をかいま見てニコニコ笑顔のサポーター。そして、そんなサポーターからパワーをもらった2人。岡山戦で、関原選手は6試合ぶりのスタメン入りを果たし、小澤選手は沼田圭悟選手が「なかで見てても笑っちゃうくらい」というほど最後までピッチの中を縦横無尽に走っていました。
それから約1カ月。現在(第34節終了時)、讃岐はリーグ21位。J2自動残留の20位・東京Vとの勝点差7と非常に厳しい状況のなか、チームは懸命に戦っています。サポーター、そして香川県民の皆さんの応援が、私たちの想像以上に選手たちのパワーとなります。讃岐のホーム戦は残り5試合(第35節・群馬戦、第37節・愛媛戦、第39節・北九州戦、第41節・大分戦、第42節・千葉戦)。ぜひ、家族・親戚・友人・ご近所さんetc・・・、多くの人を誘って、丸亀競技場に足を運んでください。そして勝利の後押しとなる大きな声援を選手たちに送り共に戦ってください。
「We are カマタマーレ讃岐!!」サポーターは12番目の選手だからー。
以上
2014.09.30 Reported by 中條さくら(オフィスひやあつ)