2月22日(土)に東京・国立競技場で開催されるFUJI XEROX SUPER CUP 2014の開催発表会見が行われました。会見での大東和美Jリーグチェアマンのコメントは以下の通りです。
★FUJI XEROX SUPER CUP 2014チケットは1月19日(日)一般発売開始!
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●大東和美Jリーグチェアマン:
「あらためまして、新年おめでとうございます。お忙しい中、多くのメディアの皆さんにご出席頂き、まことにありがとうございます。今年は何と言ってもFIFAワールドカップが6月にブラジルで開催されます。
そして、JリーグではあらたにJ3リーグが創設され、全国36都道府県、51クラブによるJリーグがスタートします。日本中・世界中のサッカーへの関心が高まる中、今年も日本のフットボールシーズンのスタートをつげる富士ゼロックススーパーカップ2014が21回目の開催の運びとなりました。
富士ゼロックススーパーカップが20年の歴史を経て、名実ともにこのように由緒ある大会として今年も開催できることを心より嬉しく思います。まずは1994年から21年の長きにわたり、特別協賛頂いている富士ゼロックス株式会社様のサッカー界、Jリーグへの深いご理解と長年のご支援に対して厚く御礼申し上げます。本当にありがとうございます。
また、日本サッカー協会、パートナー各社の皆様、ファン・サポーター、そして本大会を長きにわたり報道して頂いているメディアの皆様、すべての方々のご支援・ご声援に深く感謝いたします。
本年の富士ゼロックススーパーカップ2014は、昨シーズンJ1で連覇を果たしたサンフレッチェ広島が、昨年に引き続き出場いたします。対する相手には、先の天皇杯でサンフレッチェを破り優勝した横浜F・マリノスが登場します。
両クラブとも昨年リーグ戦、天皇杯と勢いが衰えることなく、互いに頂点を目指してしのぎを削ったJリーグを代表するクラブであり、今シーズンの始まりを告げる、また今シーズンの行方を占う富士ゼロックススーパーカップ2014に最もふさわしい顔合わせであると確信しております。
サンフレッチェ広島は昨年に引き続き3回目、横浜F・マリノスは9年ぶり4回目の出場となります。ワールドカップイヤーのサッカーシーズンの幕開けとしてふさわしい熱戦を期待しています。
また、大会の前には今回で5回目の開催となりますU-18Jリーグ選抜と高校サッカー選抜の
対戦となるNEXT GENERATION MATCHも開催されます。昨年末のJユースカップでは、ヴィッセル神戸U-18が見事に優勝し、先の全国高校サッカー選手権では富山第一高校が初優勝を果たしました。
Jクラブのアカデミーチームと高校サッカー双方のレベルアップが日本サッカー界が共通の課題とする若手選手の育成について重要なテーマであることは言うまでもありません。本大会で行わねるNEXT GENERATION MATCHもまた、日本のサッカーの強化に大きな役割を果たしているものと自負しております。
そして本大会の会場となる国立競技場での開催は競技場改修のため今年が最後となります。
国立競技場は今年の7月には改修に入ると聞いていますので、現在の国立競技場での富士ゼロックススーパーカップは見納めになります。
富士ゼロックススーパーカップは本年を含む過去21回の開催において、実に19回を国立競技場で
で開催してきました。まさに、Jリーグのシーズンスタートにふさわしい大会として多くのドラマが生まれ、また心に残る数々の素晴らしいプレーが大会と国立競技場の歴史に刻まれてきました。
そして出場するサンフレッチェ広島、横浜F・マリノスともにJリーグ開幕の1993年から在籍する歴史のあるクラブです。思い出しますと、1993年のJリーグ開幕戦は、国立競技場で、横浜F・マリノスが当時のヴェルディ川崎と対戦しました。プロサッカーリーグの最初のクラブとしてスタートを切り、その後Jリーグの成長・発展、日本サッカーのレベルアップを牽引してきたサンフレッチェとマリノスが、20年の歴史を経て、Jリーグの国立競技場での最後の試合となる本大会に顔を揃えてきたことは万感の思いです。
今年の大会では、国立競技場での先人たちの素晴らしいプレーに敬意を評しながら、多くの皆様の記憶と記録に残る白熱した試合を期待したいと思います。
このような多くの歴史の節目に立ち会いながら、Jリーグは20年を超えてそしてサッカーを通じ、日本のスポーツ文化の振興、及び地域振興に努めて参りました。
アジア、そして世界を見据えた戦いも着実に前進しています。Jリーグは現状に満足せず、常に新たなチャレンジに邁進して参ります。本日はサンフレッチェ広島から昨年JリーグMVPの佐藤 寿人選手、横浜F・マリノス富澤 清太郎選手においで頂きました。この後、両選手から熱い決意のコメントを頂きます。
最後に2014年が皆様にとって素晴らしいシーズンであることを心から祈念しご挨拶とさせて頂きます」
以上