皆様、あけましておめでとうございます。
2014年は午(うま)年。今年でチーム発足10年目という節目を迎える熊本にとっては、エンブレムに描かれたいななく馬のごとく、まさしく大きな飛躍を遂げたい1年。シーズンオフの年末年始にも、北嶋秀朗選手の引退発表に続いて、福王忠世選手の契約満了、さらに筑城和人選手も引退、そして年末には南雄太選手の横浜FCへの移籍が発表される等、チームは止まることなく動いています。
頼もしかった選手達がいなくなる寂しさはありますが、若い選手が増え、チーム構成も大きく変わる新シーズンへの期待も膨らみます。首都圏で行われている第92回全国高校サッカー選手権大会では、来シーズンから加わる京都橘高校のGK永井建成選手が2回戦でPKをストップする活躍を見せ、昨年果たせなかった優勝を狙います。
そして2日には、地元の大津高校から中央大学を経て加わるFW澤田崇選手が、他のJクラブに進む谷口彰悟選手(筑波大→川崎F)ら5人の同級生と一緒に、母校で行われた合同のJ入り報告会に参加しました。
県立大津高校はこれまで数多くのJリーガーを輩出しており、熊本にも原田拓選手、矢野大輔選手、黒木晃平選手、藤本大選手らが在籍。澤田選手にとっては多くの先輩がいる心強いチームで、本人も「地元でプロとしてプレーできるのは嬉しいこと。先輩がいるのは緊張しますけど(笑)、頼れるのでやりやすいと思います」と、やや緊張気味に話していました。
熊本は15日に全体練習で始動し、同日、小野剛監督以下新加入選手が揃って新体制発表会見を開く予定。新しいシーズンは、もう、すぐそこです。
以上
2014.01.03 Reported by 井芹貴志