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【第93回天皇杯 決勝 横浜FM vs 広島】樋口靖洋監督(横浜FM)記者会見コメント(14.01.01)

●樋口靖洋監督(横浜FM):

「横浜FMとして、Jリーグが始まって初めての天皇杯優勝ということで、久しぶりに決勝に進んでタイトルが取ったという事を、応援頂いたファン・サポーターの皆さん、選手・スタッフ・クラブ職員と喜びたいです。また、この場を借りて日頃から支えて下さるスポンサーの皆さん、業者の皆さんともこのタイトルをみんなで喜ぶという風にしたいと思います。ありがとうございました。

試合は、広島の戦いに対して、我々は自分たちのスタイルを貫く、リーグ戦でやってきたことをより精度を上げてやる事で結果が出ると信じていました。今日は2013シーズンの50試合目になりますが、積み上げてきたものを全部だして、今シーズンのベストゲームをしようと選手を送り出しましたが、選手たちは本当に集中したプレーを続けてくれて、まだまだ成長の余地は残っていますがいい試合をしてくれたと思います。繰り返しになりますが、選手と共に優勝を心から喜びたいと思います」

Q:樋口監督は確か高校サッカー選手権では準優勝だったかと思いますが、国立での決勝という事でどのような想いで試合に臨みましたか?また、改めてサポーターへのメッセージをお願いします。

「今日ベンチに座って満員の国立を見た時に、36年前になりますか…高校1年生でこの国立に立った時のことがよみがえりまして、改めて指導者としてここに戻ってきたことを誇りに思いました。
昨日、兄(現、四日市中央工業監督)話す時間があったんですが、なんとしてでも樋口家のDNAを打ち破ろうという誓いを立てていたので、結果が出て本当によかったです(笑)

(サポーターへのメッセージ)リーグ戦ではあと一歩の所で悔しい想いをさせましたが、リーグ戦が終わってから3週間、選手も切り替えが大変だったと思いますが、タイトルに向かって準備してくれました。今日元日にこういう形でみんなと喜べる事を感謝したいですし、2013シーズン応援頂いて、改めて心から感謝を申し上げます」

Q:先ほど森保監督が『立ち上がりが全てだった』とおっしゃっていました。準決勝の鳥栖戦では立ち上がり厳しかったように思いますが、今日は最初からアグレッシブに進んでいたように思います。特別な指示はあったんでしょうか?

「これは対戦相手との関係ですね。鳥栖戦に関して言えば、ロングボールで圧力をかけてくるところを弾き返してセカンドボールを取る事に集中するという形でしたが、広島はリトリートした守備をするとわかっていたので、それに付き合うのではなくて、前で奪って前でプレーしろと言う事をキーワードとして伝えていました。
本当に立ち上がりいい形で押し込んで、ボールを前で奪えて、更にゴールも奪えたということで選手たちがいい入りをしてくれたと思います」

Q:今日はワントップに端戸選手が入っていましたが、どのような指示をしましたか?

「天皇杯を迎えるまで3週間という中で、彼はFWという形でトレーニングを積みました。彼はラインの間でプレーできる選手だからです。正直、(決勝の相手は)広島と東京だったら広島がいいと思っていたのですが、それは彼が前を向ける状況をライン間で作れると見ていたからです。実際広島がガツガツプレッシャーをかけてこない分、彼がライン間に顔を出して前で軸になってくれたことは高く評価したいです。彼は守備が得意ではないんですが、しっかり集中して貢献してくれたと思います」

Q:リーグタイトルを逃した後、天皇杯に向けてのチーム作りで苦労した部分は?

「リーグの最終戦から天皇杯の準々決勝まで2週間ありましたが、まず思い切って4日間完全休養をとりました。正直これは賭けと言うか、そこまで休むと立ち上げるのに時間がかかる怖さもありましたが、メンタルの部分と肉体の疲労という両方の疲労を取るという目的で思い切りました。
再開した時の選手の表情をみたら休んでよかったかなと。大分戦をみたらコンディション的にはキツイかなと思いましたが、いい意味で切り替えてタイトルに向かう準備が出来ました。トレーニングも、リーグ戦で1週間1回のサイクルでやっているとまんねりになることがあったので、最後の3週間は内容も変えて、選手が新鮮な気持ちでトレーニングをするということはやりました」

以上
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