「福岡の町で頑張っている人たちを、福岡の町に住む私たちが応援しよう」というキャッチフレーズのもと、福岡のスポーツシーンで活躍する人たちを招いてお送りする1時間(原則、毎週水曜日配信)のスポーツ情報番組「INSIDE FUKUOKA」。今週は配信日を6月28日(金)に変更して、スタジオを飛び出して長崎から特別番組を配信する。
題して「おらが町のクラブを熱く語れ!」。アビスパ福岡とV・ファーレン長崎とのバトル・オブ・九州前夜に、番組MCの私と、J's GOAL長崎担当の植木修平氏とでトークバトルを展開する。福岡と長崎のダービーマッチは今回が第1回目。お互いに、同じ九州にホームタウンを置くチームには負けられないのは当然の想い。しかも、歴史の第一歩を記す戦いとあれば、何がなんでも勝利の歴史を刻みたい。相手のことなどお構いなしに、ただひたすら、おらが町のクラブを語り尽くすトークバトルがどんな展開を見せるのか、番組MCの自分にも見当が付かない(汗) 。なお、長崎を語り尽くすことになる植木氏は、番組の配信にあたって、次のようにコメントしてくれた。
「長崎はまさかの大躍進。今、まさにサッカーを楽しんでいます。毎試合がドキドキワクワク。何事にもチャレンジャー精神でぶつかっています。全てが初体験なので、ダービーの雰囲気を楽しめればいいかと思います。そしてこれから長い歴史を刻んでいくことができれば幸いです。
今季、就任したマリヤン プシュニク監督は福岡人の気質に合致していると感じています。連動した前からのプレスには迫力を感じます。球際は激しく来るので、恐らく肉弾戦になるでしょう。福岡には長崎と同じように勢いを感じています。ベテランの坂田大輔は最近調子が良いですし、国見高校出身でエースの城後寿にも気をつけなければなりません。彼らに入るサイドからのボールには注意したいですね。
忘れていけないのは、長崎の有光亮太(元福岡所属)。彼は福岡でも長崎でも最も愛されている選手の一人です。彼が出場することになればスタジアムは大変な盛り上がりになることは間違いありません。両クラブのサポーターがどんなメッセージを発するのかも非常に興味が持てます」
当日は、V・ファーレン長崎と言えば「はち蔵」、「はち蔵」と言えばV・ファーレン長崎と言うほど、長崎サポーターにはお馴染みの「居酒屋はち蔵」をお借りして、公開生配信で行う。詳細は以下の通り。
日時:2013年6月28日(金)20:00〜
場所:居酒屋「はち蔵」
〒850-0909 長崎県長崎市梅香崎町1番11号 ベルメゾン1F
TEL/FAX 095-827-5611
出演:中倉一志(J's GOAL福岡担当)/植木修平(J's GOAL長崎担当)
配信方法:公開生放送(入場無料。どなたでもご覧になれます)
視聴用URL:http://www.ustream.tv/channel/inside-fukuoka
※番組視聴に料金はかかりませんが、飲食をしていただく必要があります。
なお、飲食費用は各自でご負担ください。
※配信終了後もアーカイブ放送にて、ご覧いただけます。
さて、トークバトルを開催するにあたり、植木氏は次のようにもコメントしている。
「九州は日本有数のサッカーどころです。現在、6つのJリーグクラブがあり、各クラブ同士は日々、切磋琢磨しています。今季はその輪の中に長崎が入ることができました。これは至福の極みにございます。
今回、このような形で両クラブでそれぞれ密着取材しているライター同士のイベントが行われることになったのも、九州というアイデンティティがベースとしてあるからこそだと思います。今後はサッカーを通じてあらゆる交流が盛んになることを祈念しております。また、九州のスポーツ文化の発展に寄与できるよう微力ながら協力できればと考えています。中倉さんといろんな企画を組めたらと思っています(笑)」
温かなコメントだが(笑)、密着取材を続けるライターはクラブに対して特別な想いを抱いているもの。心の中では「中倉をやりこめてやろう」という想いが沸々と沸いているはず。しかも、私にとっては完全アウェイ状態。簡単な戦いになるわけはない。それでも、バトル・オブ・九州前哨戦で長崎に勝利してチームの勢いを付けたいというのが私の本音。福岡サポーターのみなさん、ぜひ力を貸してください。
そして、多くの長崎サポーターのみなさんにも、会場に足を運んでいただきたいと強く思っています。また、インターネットを利用するUSTREAM配信は、世界中、どこからでも見られるのが強み。福岡サポーターにも、長崎サポーターにも、いろんな場所で番組をご覧いただくことによって、九州のサッカーを盛り上げる一助になればと思っています。ぜひご視聴下さい。多くの方の参加をお待ちしています。
以上
2013.06.26 Reported by 中倉一志