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【J1:第9節 浦和 vs 仙台】手倉森誠監督(仙台)記者会見コメント(13.05.29)

●手倉森誠監督(仙台):

「今日の対戦はACL組対決となったけど、ACLで育まれたタフさ、たくしましさが出る戦いになるだろうと送り出した。攻撃が好調の浦和に対してゴールを守ること、3位に対してゴールを決めて勝つことを目指し、自分たちもそれくらいの力があるんだという強さを示そうと送り出して挑んだ試合だった。そのなかで戦術的には浦和のストロングとウイークを理解して戦おうとした。浦和はカウンターからの得点が非常に多い。そこのリスクマネジメントと切り替えがあったけど、押し込んだときに、ウイングバックと3バックの間をはがすともっとラインが下がると。強気で潜り込んでいこうということだった。自分たちも、人数をかけてきた攻撃に対してカウンターを狙うなかでポゼッションをどう使い分けるか。ミーティングをして、現場はそういう流れだったと思います。もう少し揺さぶったなかで、決定的なラストパス、大胆なクロスを出せればよかったが、慎重になりすぎたのかなと。負傷で必要になったときにパワーアップした方が、という中で交代したサイドバックの選手がPKを与えてしまったのは非常に残念だったなと思う。

ただ、へベルチがあれだけ攻め込んでいて、それまで足りなかったシュートを打って、最後に同点に追いつけた。2試合得点なかった仙台がこれから得点できるぞと示せたシーンだった。相手を動かしたところを見れば勝点3を取れたゲームだったと思うけど、敵地で勝点1を取れたというところでよしとして、残りの21戦に臨んでいきたい」

Q:菅井選手の交代はアクシデント?
「まず、やれるところまでという話をしていた。それで、ここまでです、という形だった(笑)。無理をさせて失点もしたくなかったし、ケガもさせたくなかった。ただ替わったメンバーがPKだったというのは難しいけど」

Q:正直なところ、この内容で勝てないのは悔しいのでは?

「悔しいですよ(笑)。決定機もあったし、ウィルソンも今日のピッチコンディションを見て、グラウンダーのシュートが入ればというところで、相手GKにセーブされたというのもあった。動きのなかでも、ボールの動かし方でも、ピッチの選手たちのコミュニケーションを見ても、優位に立てていたというのは感じる。そういった時に勝点3を取れないと上位との差が縮まっていかないので、しっかり勝ち切れるチームになっていきたい」

Q:角田選手が出場停止のなかで松下選手を起用した理由は?

「まず浦和が興梠、柏木、原口にボールを入れたがるので、そこに入れさせない守備というところで、松下の方がいいという判断だった。そこを抑えれば相手はサイドに入れるしかないというなかで、スライドして、スライドした先にボランチのあたりに入り込んだシャドーを見るという面でも松下の方がよかったので起用した」

Q:浦和が5バック気味になった時に攻めのチャンスが広がらない形が多かったが、そのあたりの課題は?また、中断までに勝敗は五分でいいという話で、実際そうなったが、引き分けが多いが?

「浦和が5バックになるのはわかっていることで、そのなかで前半は3バックとウイングバックの間の逆サイドのところ、今日で言えば関口のところ、そこを狙うことをしたが、その精度を欠いてしまった。その攻撃と、もう少し逆サイドを注意深く使ってやれればなというのはハーフタイムに指示をしたが、そのなかで足下からユニットを破る動きというアタッカー陣の精度を上げないといけないなと。梁も、久々で足下で受けることが多かった。本来は抜け出す動きが特徴の選手なので。中断前に星は五分というのは言わなければ良かったなと(笑)。最近、言ったことがその通りにそうなっている。ACLを戦いながらここまでの戦いで五分できたので、残りの21戦で挽回していきたい。スタートダッシュはうまくいかなかったので、這い上がるところを今シーズンは見せていきたい」

以上
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