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【AFCチャンピオンズリーグ2013 柏 vs 全北】ネルシーニョ監督、大谷秀和選手(柏)前日会見でのコメント(13.05.21)

●ネルシーニョ監督(柏)
「ラウンド16の2試合目になります。我々はアウェイの韓国で2−0と非常に重要なアドバンテージを持ち帰ることができて臨む明日のゲームですが、我々も相手のことはよく分かっていますので、その中でそういう相手をホームに迎えて、我々のリズムを最初から打ち出していけるかにかかってくるかもしれません。試合の雰囲気、ハードに競い合う前回の試合で見られたゲーム展開になるということは今から覚悟しています」

●大谷秀和選手(柏)
「韓国での第1戦でアドバンテージを持って柏に戻ってくることができましたけど、全北も力のあるチームだということは実際にゲームをやって非常にすごく感じました。ただ、レイソルとしても初めてのベスト8進出のために、肉体的にも精神的にもしっかりとした準備をして、明日のゲームに臨みたいと思います。日本のチームは1つしか残っていないので、柏のサポーターだけではなく、他のチームのサポーターの期待も感じますし、その期待に応えるためにも、しっかりとした形で明日のゲームに臨み、結果を残したいと思います」

Q:アドバンテージを握っているからこそ気をつけなければいけないことは。
●ネルシーニョ監督
「相手のパワープレー、カウンター、個人スキルの高さは、我々は理解しています。守る時間と攻める時間を知り、状況に応じた対応を終始取ることが重要だと思います」

●大谷選手
「アウェイゴールなどありますが、決して自分たちが引き分けで良いという意識で試合に臨むわけではなく、この第2戦もしっかり勝つための準備をしていますし、その結果アウェイの戦い方が生きてくると思っています。最初からアドバンテージを生かそうというのではなく、時間とともに、当然相手は勝たなければいけないわけですから、そういうところでの精神的な部分では、しっかりと自分たちがアドバンテージを頭に入れながら、戦うことができれば、良い結果が出ると思います」

Q:先週末のC大阪戦では敗れました。あの試合とこの試合を全く別に捉えて戦うのでしょうか、それともあの試合で足りなかったものを修正して臨むという意識でしょうか。
●ネルシーニョ監督
「我々レイソルは常に次のゲームを見据えて戦って準備していますので、今この場で前の試合の話をするべきではないと個人的に思っています。今、レイソルがこの大会で置かれている状況というのは、日本唯一のチームで、その責任を背負って勝ち上がっていかなくてはならない。とにかく前回のゲームは我々の仕事は見せられませんでしたが、明日のゲームに我々の仕事を全力で見せることを考えています」

●大谷選手
「自分たちはどんなゲームでも、前のゲームよりは次のゲームをより良いものというために準備をしています。前節自分たちは思うようなゲームができませんでしたが、何が足りなかったというのは、ここまで長く監督とやってきましたし、選手たちも時間がない中でもしっかり感じ取っているので、その足りなかった部分を明日に結び付けてゲームをするだけだと思います」

Q:2年前にクラブワールドカップに出場し、昨年、今年のACLと、国際舞台で戦っていくうえで、チームとして、個人として、この2年間でどう成長したでしょうか。
●ネルシーニョ監督
「選手たちはこのACLという大会に非常に早く馴染んだと思います。こういう国際大会で他国のフットボールを相手にしても、自分たちのフットボールを変えずに結果を残して、勝ち進んでいるというのは、彼らにとって自信になっていますし、個人にとってもこういう舞台で戦う経験というのは大事だと思っています」

●大谷選手
「柏レイソルとして、以前は降格したり、残留争いをしたりという中で、下を気にしながら戦いを続けていましたが、クラブワールドカップに出て、ACLに2年連続出場して、チームとして下を見るのではなく、常に上を見るということが今のチームの成長につながっていると思いますし、1つ1つの中で、他国のトップチームとやることで、Jリーグとはまた違う質の高さがありますし、そういう中で選手が柔軟にゲームをこなしていくことで、間違いなく選手の幅も広がっていると思いますし、チームとしてもどんな環境にも馴染んでいく中で、この数年間目まぐるしく早い進歩を遂げていると思います」

Q:連戦で前回の試合も疲れが見えていました。全北は先週末の試合が延期され、良いコンディションで来ています。疲れも明日の試合のポイントになるかと思いますが、そのあたりはどう考えていますか。
●ネルシーニョ監督
「今、あなたがおっしゃった点というのはセレッソ戦の後半、ああいうパフォーマンスに影響した要因の1つだと私も思います。前回の韓国での試合から帰国後、セレッソ戦を迎えるにあたり、日程がタイトすぎるというのは前々から我々も知っていたところで、なんとかクラブにもセレッソ戦を変更してくれないかという希望を出していたんですが、いろいろなことが絡んできますから、うまく調整がいかずにあの日に戦いました。しかし明日のゲームの関して言えば、今言った要素は全く関係ありません。選手たちは十分に休養が取れて、万全の準備ができています」

以上
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