●ペトロヴィッチ監督(浦和):
Q:今日の感想をお願いします。
「こういったゲームの後で説明をするのはとても難しいですね。こういった負け方は芸術に近いと思います。ゲームの全てが手の内にあったのに、何も手に入れることが出来ませんでした。今日は前半に試合を決めないといけませんでした。後半すぐに失点をして1-1になったことがチームにショックを与えてしまったと思います。失点の後、ナイーブな反応を示してしまい、その後に普段我々がやっていることが出来なくなってしまいました。選手個人が自分で自分でという形が多くなっていました。サッカーは危険はスポーツです。最初に得点をして、その後に決め切れないと最後は罰を与えられてしまう、今日はそういう試合でした。それでも今日の結果は変えることができません。来週韓国に行ってリベンジが出来るように準備をしたいと思います」
Q:選手の決定力不足というよりは、メンタルの部分に課題があったように感じましたが?
「チャンスを決め切ないということが現実になってしまいましたが、なぜ?ということについては説明が付きづらいです。疲れていたということ、集中力が落ちていたということは前半に関しては考えづらいと思います。今日はゴールを決められなかった、ということしか今は言いようがありません。相手の先制点は狙って打ったというようなシュートではなかったですが、それがゴールに入ってしまいました。逆に我々のシュートは入りませんでした。もしかすると、全北の監督が私のチームより良いシュート練習をさせていたのかもしれません」
Q:同点に追い付かれてからの選手達の落ち込みが激しかったように感じますが?
「おっしゃる通りだと思います。負けてしまった後の試合で、私は選手をプロテクトしなければならないので、普段はこういった話はしませんが、サッカーは走らなければ成り立ちません。特に我々のようなチームには運動量が必要だということです」
以上