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【ヤマザキナビスコカップ 甲府 vs 湘南】曹貴裁監督(湘南)記者会見コメント(13.04.03)

●曹貴裁監督(湘南):
「平日の夜にもかかわらず多くのサポーターが来てくれて、今年初めての勝点3を届けられて、これまでの応援に少しは報いることができた試合かなぁとは思っています。立ち上がりからコンパクトフィールドというか、主導権を握った守備、攻撃というところでもう一度原点に帰ろうと、中3日で名古屋戦やここ5ゲームで足りなかったところがポイントだと思っていた。まだ、ミスがあるし、やらないといけないことがいろいろあるが、勝ちたい気持ちで相手を上回ることが今日の勝点3につながったかなと。去年1年、J2で監督をやらせてもらって、今年はJ1でも指揮を取らせてもらっていますが、ある意味、湘南らしいゲームだったと思います」

Q:大胆にメンバーを変えた理由と、勝利の意味は?
「選手にも伝えたが、肉体・精神の疲労とか全てがいいコンディションの選手を選ぶのが僕の仕事。過去の実績やその選手が前のゲームでどうしたかは一旦リセットしてチームを作っているのでそういう意味で、この18人を選んで試合に臨みました。今日のメンバーが今日のベストメンバーなので、GKの安藤は1年ぶりにJのピッチに立ったと思いますし、荒堀は去年の6月以来のピッチで相当緊張したと思います。この2人だけでなく本当に選手全員がファイティングスピリッツを出してくれて取った勝点3は今日(平塚に)残っているメンバーに刺激を与えられると思います。我々のJ2からJ1に来た立ち位置も改めてはっきりした試合だと思います」

Q:そのメンバー変更は土曜日のリーグ戦も見据えたものか?
「そこは少しはあるが大部分の理由は先ほど述べた通りで、勝点3を取るためのメンバーを選ぶことが監督の仕事だと思うので、いい状態の選手がいれば、ウチには誰もレギュラーと呼ばれる選手はいないので、その選手をフィールドに立たせるための一挙手一投足を毎日よく見るのが仕事だと思っているので、そういう意味で今日のメンバーを選んだ。土曜日はまた今日の試合を反省して明日練習して明後日悩んで決めたい」

Q:去年の11月に甲府の昇格をここで見て悔しい思いをしたと思うが、このゲームを迎えるにあたっての対策は?
「甲府とは今後も対戦するので戦術的なことを詳しく言えないが、去年ここで甲府というクラブと、サポーターの多くいる、地方クラブの雄としてやられているので本当に心からリスペクトしているし、11月に心から「おめでとうございます」と(大学の先輩でもある城福監督に)言ったことは嘘ではないし、去年は2戦2引き分けしているが、(湘南の)ホームでは甲府のゲームで、ここではそういう意味ではいいゲームができた。何とか、思い出の中銀スタジアムで勝ちたいと思っていた。そういう気持ちは強くあったし、選手にもあった」

Q:気持ちを前面に出したゲームだと思うが、1点を取ってからゲームコントロールをしたのか、甲府に(ボールを)持たれたのか
「戦い方は変えていないが、ボールを奪った後の動かし方が少し悪くて、ロストして相手にもたれている時間が多かったというのが僕の今の分析ですが、後ろがそんなにずるずると引かないで前のラインとコンパクトフィールドを保っていたので(甲府の)後ろの4人で横パスをさせることについては何本繋がれてもいいというか、そこは隙を見つけてどこかで奪いきるということだった。絶対に下げるなとは言っていたが、いい形で引っかけて、またもう1点というのを狙っていた。1−0で守りきるというプランを立てていたわけではない」

以上
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