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【Jリーグ20周年特別ショートフィルム完成】記者会見での大川五月監督コメント(13.04.01)

Jリーグ開幕20周年を記念して、公益社団法人 日本プロサッカーリーグ(Jリーグ)と米国アカデミー賞公認アジア最大級の国際短編映画祭「ショートショート フィルムフェスティバル & アジア(SSFF & ASIA)」がタイアップして製作していた、20周年特別ショートフィルム『旅するボール』が完成し、本日記者会見を行いました。
会見での大川五月監督のコメントは以下の通りです。

●大川五月監督
「(作品を作るにあたり)最初に浮かんだのが、津波で流されたサッカーボールが1年をかけてアラスカに流れ着いたというニュースでした。私は東日本大震災が起こった時には海外にいたんですが、日本以外にいる場合の方が、あの後何が起こったのかとか、みなさんがどうしているのかなど知らないことが多いと思うのですが、それを考える機会になればと思い(ストーリーを)考えました。

(このショートフィルムの製作が決まるまで)サッカーの試合をテレビで見たことはありましたが、実際にスタジアムに行ったことはなかったんです。今回この話が決まってから、ベガルタ仙台の試合に沢山連れて行って頂いて、最初は招待席で見たりしていたんですが、コアなファンの方がいる場所の方が楽しそうだなとずっと思っていました。隙をみてスタジアムをまわってみたら、やっぱりサポーターの方の中にいるのが一番楽しくて、何か一つのことに向かってみんなが熱狂している姿に感動した記憶があるんですが、やはり試合は現場で見た方がいいなと思いました。

サッカーファン・サポーターの皆さんというのは1点、2点の瞬間のために1週間を費やしていらっしゃると思うのですが、その刹那的な感じが素敵だなと思ったのと、(撮影を行った試合は)得点が入ったのがアディショナルタイムだったので、それまでのたまった感情が爆発したシーンが撮れたわけなんですが、ああいう風に自分を忘れられる場所というのは大事だと思いました。今までサッカーを見たことがない方も、ああいった場所を見つけて毎日頑張って行けたらいいなと思います。サッカーはそれにはすごくいい方法の一つだなと思います」

以上

※Jリーグ20周年特別ショートフィルムの詳細は【こちら】
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