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【J2:第3節 神戸 vs 札幌】安達亮監督(神戸)記者会見コメント(13.03.17)

●安達亮監督(神戸):
「結果、勝点3は満足しています。前半のマジーニョの1点で試合が決まったのですが、もう少し点を取るチャンスはあったと思います。公式記録を見ただけでもシュートが20本。相手の5本というのは守備のところではそれなりにいいものがあったと思いますが、シュート20本で1点というのは少し寂しい気がします。このシュート20本の精度を上げることと、あとはそこへ至までの過程ではまだまだ課題がありますし、精度を上げていきたいと思います。明らかに狙い通りで、はいシュートを打ってくれという形ができていないのかなというのは正直、あります。ただ、同じJ1から落ちて来た札幌さんなんで、いわゆるダブルゲームというか勝点6以上の意味がある試合だと思って試合に臨んでくれと選手たちに言って試合に入りました。ちょっとそういうところを強調し過ぎたせいか、後半もう少し自信を持ってゲームを動かすことができるチームだと思うんですが、後半やや勝ちを意識し過ぎたために大味な攻めが続いてしまったと思います。リーグ戦3試合やって、だいぶ選手たちと自分も含めて共通理解というか、同じ絵が描けるシーンが増えてきましたので、さらに精度を上げて、攻撃のところでもう少し安定して点がとれるようなチームを作りたいと思います」

Q:小川選手が体調不良で欠場でしたが、戦術的に変えた部分はあったのでしょうか?
「変えた部分はないです。ただ、小川慶治朗に関して言いますと、ほぼ毎試合12〜13?走ってくれる選手なので。それは去年1年もそうですし、J1、J2を見ても毎試合トップ3に入るくらいの走力のある選手だと思います。ただ、ダラダラ走るのではなく、彼の場合はスプリント力というか、非常に長い距離を走って、回数も多くて、その部分をチーム全体でカバーしなくてはいけないというのは選手たちに話はしましたけれど。やろうとするチームのスタイルや戦術は杉浦恭平に変わっても同じようなことを求めました。ただ、若干のキャラクターの違いで小川がいるともう少し裏に出て行く場面があったと思いますが、杉浦のいいところというか相手の嫌なところでボールを受けてくれていたかなとは思います」

Q:開幕3試合、無失点。攻守の切り替えが早かったと思います。その評価は?
「僕自身100点ではないと思っています。もっとアラートにできると思っています。前半もそうですし、後半もベンチから切り替えの部分では声を掛ける場面もあったので、もっと詰めていきたいと思います。ただ、そうやって評価してくださるのはありがたいです。そこの部分でウチのチームは相手を上回っていないと、他のところで確実に上回れる部分がまだはっきりとできあがっていないので。攻守の切り替えのところは譲れないというのはあります。試合前のウォーミングアップのポゼッションのところを見ていたら、札幌もかなり攻守の切り替えの意識が高かったので、それも試合前に伝えました。切り替えの早さで負けてはいけないと言いました」

Q:かなり早めにシュートを打つ場面もありましたが、それは狙いとしてあったのでしょうか?
「そうですね。中途半端な攻撃で終わるよりは、シュートで終わるように徹底しました。ピッチが濡れているということもありますし、もう少しセンターバックが田代のポストプレーや中盤の選手が前向きになった時に、出てくると思ったんですが、最初は。そうすればギャップができて、もう一つ奥側へという狙いを持っていましたが、試合がはじまって、それほどでも無いなと思いまして。逆に2センターバックの前からも積極的にシュートを打とうと。それによってセンターバックが前に出てくることもありますし、あの辺からシュートを打って決められる選手がウチにはいますので、そういう指示を出しました」

Q:トップの組み合わせ、田代とポポでしたが、その狙いは?
「前節の岐阜戦の時に彼らはきちんと結果を出したことが大きいです。FWの組み合わせも、中盤の組み合わせも、チーム内で競争が激しくて、チーム戦術というよりはアタッカーの選手たちの調子の良さで起用することが多いです。大きな、こうやってもらいたいこととか、チームコンセプトと言うのは、徹底してやってもらっているので、それ+α個人のキャラクターや特長を出してもらえればいいと思っているので、それが調子のいい選手、対相手もありますが、今日のゲームで言うと前節の岐阜戦と同じ4−4−2とか、4−4−1−1とかを考えていたので、岐阜戦で調子の良かった2人を使いました」

Q:加入したばかりの金選手がベンチに入りましたが。
「センターバックはGKに次いで変えが効かないポジションだと思っていまして、特に今日の最後に出てきました札幌の上原選手は非常に高さがある。去年、彼にも点を取られていますので、もしも岩波やイ グァンソンが何かで退くことがあれば、背の高い選手がベンチにいてほしいなと思いまして。彼のことは関西ではステップアップリーグもやって対戦相手としてプレーも見ていますし、Jリーグ出場の経験もあります。それ以前にスカウトがいい選手だよということで、ウチでも練習参加してもらっている選手なので。彼のことは理解しているつもりなので、ベンチに入れました」

以上
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