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【キャンプレポート2012:町田】2月12日(日):「J2の洗礼」に立ち向かう町田ゼルビア。子供とのふれあいサッカーで本領を発揮? (12.02.13)

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FC町田ゼルビアにとってJ入会後初というのみでなく、クラブ初のキャンプである。

今までもシーズンオフの2部練習はあったというが、「一緒にお弁当を食べるくらい」(町田ゼルビア強化担当・丸山竜平さん)の擬似キャンプだった。ただやはりキャンプ練習にはメリットがある。温暖な気候、対戦相手の確保に加えて「日常生活を共にすることで連帯感が芽生える」(丸山さん)ことだ。

新参Jクラブにとって、会場の手配にも苦労があった。九州南部をこの時期の根城とする常連は多く、施設の空きがなかなか見つからなかったという。宮崎県内でキャンプを張るJクラブは何と23チーム。野球も5球団が当地に滞在中だ。町田が使いたい会場を自由に選べるわけでなく、キャンプ地確定は1月中旬までずれ込んだ。しかも2/7〜10の4日間は鹿児島県さつま町、11〜15日までの5日間が宮崎県小林市という分散開催。小林総合運動公園の陸上競技場は、松本山雅FCと分け合いながらの使用である。

町田ゼルビアは8日に地域リーグの強豪・FC KAGOSHIMA、11日にファジアーノ岡山とのトレーニングマッチを消化した。KAGOSHIMAには1点差で辛勝したものの、岡山戦は当たりの強さに苦しみ1-4と大敗。「J2の洗礼ってとこでしょうか」(戸田和幸選手)という状態で、アルディレス監督も「J2の速さに慣れることが必要」と課題を語る。

とはいえ町田のサッカーがぶれることはない。12日も午前・午後と強くてワンタッチのパス回し、フィニッシュと蹴ることにこだわったメニューを多く消化。練習からして攻撃的スタイルが濃厚だ。

選手にとっていい気分転換になったのは、地元少年団との「ふれあいサッカー」だ。FC町田ゼルビアは「育成チームがトップより先にできた」クラブで、スクールのコーチを兼任していた選手も多い。練習の疲労がピークにあるはずの選手たちも、子供を前にして元気を取り戻し、すっかり「サッカーのお兄さん」といった風情。子供と大人の混成チーム同士が戦ったミニゲームでは、楽しく盛り上げ、子供の良さを上手く引き出していた。

以上
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3月3日(土)13:35キックオフ/国立
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10:40キックオフ
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2012.02.12 Reported by 大島和人

地元少年団との「ふれあいサッカー」を行った選手達。

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