本文へ移動

J’s GOALニュース

一覧へ

【キャンプレポート2012:福岡】2月2日(木):宮崎キャンプスタート。目標はJ2優勝、J1昇格(12.02.03)

シーズンシート受付中!
2012シーズンもスカパー!はJ1・J2リーグ戦を全試合放送!
----------

「生目の杜運動公園にようこそ。緑一杯のグラウンドで思いきり練習して、キラキラ輝くサッカー選手でいてください。頑張れ、頑張れ、アビスパ」
富吉保育園34名の可愛い声で送られた激励の言葉を受けて、アビスパの宮崎キャンプが始まった。チームの目標は「J2で優勝して、J1に昇格」すること。このキャンプでは、戦術、フィジカル、メンタル面で、長く厳しいシーズンを乗り切る力を蓄えることが目的になる。そして、前田浩二監督がポイントを置くのは、「チームワーク」「全ては勝つために何をなすべきかを考えて行動する」「チーム戦術の理解と徹底」の3つ。その言葉からは、個の力に頼らずに、所属する26人の選手全員で組織的に戦うという意思が伝わってくる。

初日のトレーニングが始まったのは午前9:30。最高気温6度という宮崎らしからぬ気温と、強風が吹き付ける中でのスタートとなったが、選手たちは気合十分。「戦いは既に17日から始まっている。福岡でいいキャンプをして、日南でのミニキャンプで結束を高めた。このキャンプでは、更に戦術を高め、フィジカル的にも、メンタル的にも、タフなシーズンを乗り越えられる力をつけよう」という前田監督の檄を受けて、精力的にボールを追う。その動きは、この時期としては十分すぎるもの。シーズンオフの自主トレで、雁の巣球技場でのトレーニングで、いい準備が出来たことが窺える。

そして、午後の練習では、全員がピッチの上に散らばってのポジショニングの確認から始まり、戦術確認のトレーニングへと続く。内容自体はオーソドックスなもの。しかし、要所、要所に工夫が凝らされ、気になるところがあれば、前田監督が手ぶり、身振りを交えて細かく指導していく。最も注意が置かれているのは、ポジショニング、角度、タイミング。いかに連動してボールを奪うか、いかに連動して相手を崩すかに力が注がれ、どういう角度でボールを受けたら次のプレーにスムーズに移行できるかにこだわりが感じられる。その意図を、「今日は意識付け。体にしみこませないと癖にならない。戦い方に基準がないと、チームの拠り所も自由もない。しっかりと我々の形を知って戦って行くということ」と前田監督は話す。そして、全てのメニューが終了したのは17:30。午前、午後合わせて、たっぷりと4時間半に渡って汗を流してキャンプ初日を終えた。

「誰かが特別な選手と言うことではない。26人の1人、1人が特別な選手。そのひとつひとつをつなぎ合わせることが何よりも大事」とは前田監督。「全攻切守」を合言葉に全員攻撃、全員守備を目指して、アビスパはチームを熟成すべく、宮崎で10日間を過ごす。

以上

----------
2012シーズンキックオフ!
FUJI XEROX SUPER CUP 2012
3月3日(土)13:35キックオフ/国立
柏レイソル vs FC東京

※同日開催 NEXT GENERATION MATCH
10:40キックオフ
U−18Jリーグ選抜 vs 日本高校サッカー選抜
※チケット好評発売中!詳細は【こちら】

2012.02.03 Reported by 中倉一志

富吉保育園の園児からの激励で福岡の宮崎キャンプがスタート

今季の福岡は「全攻切守」を合言葉に全員攻撃、全員守備を目指す

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

J.LEAGUE TITLE PARTNER

J.LEAGUE OFFICIAL BROADCASTING PARTNER

J.LEAGUE TOP PARTNERS

J.LEAGUE SUPPORTING COMPANIES

TOP