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【2012シーズン始動!ニューカマー・レコメンド】チームのために全てを捧げる男:佐藤晃大(徳島→G大阪)(12.02.08)

2012シーズン始動!ニューカマー・レコメンド
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卓越した技術を持った選手かと聞かれれば、首を縦に振ることは少々難しい。また、洗練された感覚はどうかと問われても、答えは同じくだろう。
しかし、そのプレーから常に感じられる献身的な姿勢とそれを体現するための勇敢な気持ちはJリーグ全体を見渡しても抜群のものと言っていいはず。佐藤晃大はまさしく、チームのために己の全てを捧げられる選手、である。

事実、徳島に在籍した3シーズンを振り返ると、彼はどんな時もピッチでその献身的な姿勢と勇敢な気持ちを示し続けていた。そして特に強くそれらがにじみ出ていたのは、攻撃の起点を作るポストプレー時とチームが守備にまわった時。
まずポスト役となるシーンでは、最前線を預かる者としての責任感を強く持ち、送り込まれてくるパスへ反応。背負った相手DFの厳しいチャージと激しく闘いながらボールを収めようとする。もちろんそれはFWなら当たり前のことだが、彼が素晴らしいのはそうした場面のたび自らの100%を尽くすところだ。一度たりとも軽さや諦めが漂うような対応は見せず、例え入ってくるボールのコースがズレて無理な体勢を強いられても危険を顧みずチームのために体をねじ込んでいく。
そしてまた守備に切り替わると、すぐさま周囲の状況を確認して自身の役割を判断。労を惜しまないチェイシングやコースを切る位置取りなどフォアザチームの動きを徹底して貫き続け、どんなに疲弊していようと決してその姿勢を崩したりしない。

そのような彼だから、徳島にとっては不可欠なピースであったし、ファン・サポーターたちからは非常に深く愛されていた。それゆえ今回の移籍については残念がる声しか聞こえてこないが、それでもこれは彼が自身の力で掴んだステップアップのチャンス。G大阪のチーム内競争は想像以上の厳しさに違いないが、挑戦するからには前記のような持ち味を発揮し必ずや結果を出してもらいたいと思う。

最後に、プレー面から逸れる内容ではあるが、佐藤にまつわるひとつの印象的な話を紹介したい。昨季終盤のアウェイ戦、試合終了までまだ残り数分あるところで佐藤は激しく足をつってしまった。しかし僅かな時間で彼は再びボールを追い走り始めたのである。さっきまで立っていられないほど足を痙攣させていたのが嘘のように──。そして試合後その場面について彼が口にしたのはこんな言葉だった。「頑張れ!っていうサポーターの声が聞こえたので走れました」。
こうしたド根性的な部分もまた彼が愛される理由のひとつなのだろう。

以上

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2012シーズンキックオフ!
FUJI XEROX SUPER CUP 2012
3月3日(土)13:35キックオフ/国立
柏レイソル vs FC東京

※同日開催 NEXT GENERATION MATCH
10:40キックオフ
U−18Jリーグ選抜 vs 日本高校サッカー選抜
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2012.02.08 Reported by 松下英樹

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