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【J2:第9節 鳥取 vs 富山】松田岳夫監督(鳥取)記者会見コメント(11.04.30)

4月30日(土) 2011 J2リーグ戦 第9節
鳥取 0 - 0 富山 (13:03/とりスタ/3,268人)
スカパー!再放送 Ch183 5/2(月)前04:00〜
totoリーグ中断期間を振り返るJ2編
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●松田岳夫監督(鳥取):
「攻守の切り替えの部分で、前からプレッシャーをかけてくる富山に対し、いかにウチが切り替え早く対応していけるか、そこがゲームのポイントになったと思います。前半、少しプレッシャーを意識し過ぎていた、長いボールに頼ってしまった。背後、逆サイドを意識したことで、単調な攻めになってしまった。そこが前半、リズムに乗れなかった要因だと思います。想像以上に風も影響し、自分たちのプレーができなかった。それが前半のすべてだったと思います。
後半に入って少し、相手のコートでゲームができたと思いますけど、やはりゴールを割るところ、最後の詰めの段階に課題があるのは感じましたし、そこから先、どう今後高めていくかでリーグの流れも変わってくると思うので、そのへんをしっかり高めていきたいと思います」

Q:「後半から意図的に相手コートで…」という指示だったが、ハーフタイムの具体的な指示は
「相手のディフェンス、3バックを(MFの両サイドが下がる)5人にさせたかった。中盤のプレッシャーを楽にさせたかった。前半から意図はしていましたが、先ほども言ったように単調な攻めになったために、思うようにそういう状況を作れなかった。後半は少し真ん中、中央のスペースを使うことができ、時間の経過とともに徐々に相手のディフェンスラインが下がってくれた。それでゲーム全体の優位さは作れたと思います」

Q:前半、パスワークがあまりうまくいっていないように見えたが、プレッシャーによるものだったのか
「そうですね、プレッシャーが厳しいというのは伝えていたが、来ていないのに、来ているようなイメージを持ってしまった。それと、意識するスペースにあまりにも目が行き過ぎて、その結果、空くスペースを見つけられなかった。そういうところが、パスでうまく連係が取れなかった要因だったと思います」

Q:J2として初のホームゲームだったが
「クラブの歴史としては大切なゲームだったと思いますけど、われわれは少なくとも、どのゲームでも100%の力を出そうとしているので、あまり意識はしていなかったです。どちらかというと、ホームで応援に来ている方々に勝利の姿を見せたい、そこだけでした」

Q:雷での中断の影響は。過去に経験は
「中断は初めてです。比較的中断時間も長かったので(35分間)、再開後は、ゲームに入るときと同じ意識、シンプルにプレーすることを心掛けました」

Q:「ホームで勝利の姿を見せたい」とのことでした。残念ながらドローでした。地元のサポーターに、何を見せることができたと思いますか
「昨年から、前半うまくいかない流れの中で、後半に優位に立てる試合というのは比較的多く、このスタジアムでありました。試合全体を考えたときに、まずはリズムが悪くても最後まで戦い続ける、その結果、最終的に自分たちが優位になれる。あきらめない姿というのは、少しは伝わったと思います。ここで勝利して全員で喜べれば最高でしたが、そういう意味では少し残念でした」

Q:後半、FWの3選手を投入しましたが、疲労の色を見たためか、もともと想定していた選手交代だったのか。終盤の交代だったが
「流れの中で生きる選手を投入したつもりです。後半少し優位に立てた中で、0−0で均衡していたので、少しその流れを続けたかった。それが少し遅くなった要因です。相手が少しシステムを変えてきたりしたので、その裏返しで空いたスペースを突ける選手を投入しました」

Q:2試合連続完封で、守備陣に対してはどう評価しているか
「今日の富山、FWの苔口選手がスペースに走って起点を作るのは戦前から予想していました。彼のスピードへの対応として、ラインを上げつつ、背後の管理をする。相手のスピードを考えると、非常に勇気がいることを要求しました。それを今日は確実に実行して、センターバックの貢献度は非常に高かったと思います」
 
以上
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