本文へ移動

J’s GOALニュース

一覧へ

【J1:第34節 新潟 vs 湘南】プレビュー:どちらも勝ちたい最終戦。新潟は本間勲を軸に前回対戦の雪辱を狙い、湘南は意地を貫く。(10.12.03)

12月4日(土)J1 第34節 新潟 vs 湘南(15:30KICK OFF/東北電スチケット販売はこちらリアルタイムスコアボード
スカパー!生中継 Ch179 後03:20〜
試合速報一覧 | クラブサポーター対抗totoリーグ
ギフト券10,000円分が当たるtotoアンケート!
----------
新潟はACL出場、湘南は残留と、ともにシーズンの目標を達成できなかった。その分、勝利でシーズンをしめくくりたいという思いは強い。
新潟はキャプテン本間勲が、チームを引き締める。ボランチとして中盤の起点になると同時に、精神面でもチームの要として鼓舞し続ける。

「最終戦は一番いいゲームだったと言われるようにして終わりたいです」。目指すところは1つ。本間はそこに向けてチームをまとめる。選手だけのミーティングでは、「ベンチ入りメンバー、そうではない選手も関係なく、残り1試合力を合わせて戦おう」と話した。湘南には第4節の対戦で0-2で敗退した。「まずその借りを返さないと。同じチームに2回負けるわけにはいかない」。気持ちを前面に出すことは最低条件。そして、「今まで自分たちがやってきたサッカーを貫く」ことが大前提だ。

新潟は第18節から16試合連続失点中。失点することでリズムを崩し、勝ち切れない試合が続いた。本間は「中盤でルーズボールを拾って、前線につなぐ。相手のボールを奪う。自分のプレーに徹したい」と役割を果たすことに集中する。同時に、「立ち上がりにガツっといくのが大切。最初から攻撃的に行きたい」。この試合、新潟はアジア大会帰りのチョ・ヨンチョル、出場停止が明けた西大伍がスタメンに復帰する見込み。最終節になってベストメンバーがそろう。それだけに、序盤から主導権を握って押し切る展開を頭に描く。
個人的にも負けられない一戦だ。湘南の反町康治監督は新潟時代の恩師。「代表に入っても遜色(そんしょく)ない」と本間の潜在能力を評価し続けていた。GK野澤洋輔、MF寺川能人は新潟のJ2時代からのチームメートだった。「アウェイでの対戦とは違う。ビッグスワンに彼らを迎えるのは特別な雰囲気」。もちろん感傷的にはなっていない。「前回はソリさんの作戦にはまってしまった。今度はきっちり勝って成長したと言わせたい」。チーム、そして個人のプライド。勝点3を挙げて「サポーターと喜びを分かち合う」ことがシーズン最後の目標になった。

降格が決まっている湘南だが、勝利でシーズンを締めくりたい気持ちは新潟と同じ。特に反町監督、野澤、今季で契約満了となる寺川にとっては新潟を離れてから初めてのビッグスワンでの試合になる。『凱旋試合』で新潟サポーターにもアピールしたいところ。

湘南は前節、C大阪に0-4で敗退。後半に力尽きて4失点を喫した。ただ、前半は中央を固めた粘り強い守備でしのいだ。失点をしてから崩れるもろさはあるが、スコアレスで均衡を保てばカウンターを狙うチャンスが生まれてくる。

前回の新潟戦もアグレッシブにな守備と、走り負けない粘り強さを90分間続けて0-2で勝利を挙げた。終盤まで接戦に持ち込めば、好調・阿部吉朗の得点力が生きる。

どちらも攻守の切り替えの速さ、セカンドボールの支配が生命線。シーズン最後の1勝にかける思いが強いほうにボールは転がる。

以上

2010.12.03 Reported by 斎藤慎一郎(ニューズ・ライン)
  • このエントリーをはてなブックマークに追加

J.LEAGUE TITLE PARTNER

J.LEAGUE OFFICIAL BROADCASTING PARTNER

J.LEAGUE TOP PARTNERS

J.LEAGUE SUPPORTING COMPANIES

TOP