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【2010シーズンスタート!:川崎Fキャンプレポート】1月26日(火)3組に分けての体力測定のみで本日の練習は終了。午後はフリーに!(10.01.26)

今年もJ's GOALでは、全クラブのキャンプ取材を実施します。
レポートに加えて、動画でトレーニングの様子や、選手の生の声をお届けする予定です。監督はもちろん、気になるあの新加入選手のインタビューなど、2月下旬までの間、取材をしていきますので、お楽しみに!
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キャンプスタートから6日目の26日(火)は体力測定が行われた。トレーナーの話では、プロのアスリートであっても今合宿で連日行われてきた練習をこなした場合、かなり本格的な筋肉痛になっているはずとのこと。そうした状態で、選手たちは30m走、垂直跳び、ヨーヨーテスト(シャトルラン)に取り組んだ。一度に消化するには人数が多いため、全体を3つに分け、9時の組、10時の組、11時の組でそれぞれテストが行われた。

9時の組に入ったのは井川祐輔、木村祐志、楠神順平、谷口博之、寺田周平、練習生の6選手。30m走を皮切りにテストをこなした。9時の組で身体能力をアピールしていたのが楠神である。チーム全体でも2番目のタイムを叩き出して周囲を驚かせていた。また垂直跳びでもいい数字を残していた。
体力測定の最後はヨーヨーテストである。今回のものはインターバルが5秒と短く、持久力を測る目的で行われた。矢野由治フィジカルコーチは「サッカー選手としてはこれくらいの数字がほしい、ということではない。今後、この数値を基準にして次回の測定時に数値が伸びていれば効果的なトレーニングができたということが言えます。また、そうするためのトレーニングをしないと」と話していた。参考までに9時の組で最も最後まで走れていたのは木村だった。

10時スタートの組は、横山知伸、薗田淳、登里享平、小宮山尊信、杉山力裕、佐原秀樹、黒津勝の7選手で行われた。この回のハイライトは黒津であろう。30m走では風を切る音と共にゴールを駆け抜け、全体トップのタイムをマーク。異次元の速さを見せつけている。なお、30m走で黒津に迫るタイムを出した登里がヨーヨーテストでチーム全体首位の記録を打ち立て、高いレベルでスピードと持久力の両方を持ち合わせるという特徴を見せた。スピードと引き換えに持久力が課題の黒津に比べても、武器となりうる特徴だ。

11時に登場したのは、森勇介、レナチーニョ、伊藤宏樹、菊地光将、安藤駿介、高須英暢、田坂祐介の7選手。この組で見るものを和ませたのが菊地である。垂直跳びの計測時の注意として、測り終えるまでは計測用のマットから足を踏み出してはならないというものがあった。ところが菊地は、3種類のジャンプ中、3回ともマットから足を踏み出してしまっていた。周りを楽しませる必要はないのだが、あえてそこでチームメイトの笑いを誘うところに人の良さがにじみ出ていた(事実ですが、書いているのは冗談です)。
この組ではヨーヨーテストで高須が意地を見せる。次々と先輩選手が脱落する中、田坂とともに最後まで走り続け競り勝つと、全体2位の成績を残す。ちなみに首位の登里との差は1往復分だったとのことで、それを聞いた高須は「知っていればもう1回いけました」と悔しさを見せていた。ただ、そう言えるというのは余力を残していたということでもある。今回の結果を指標として次回以降さらに結果を伸ばせるよう、練習に励んでもらいたいところである。

26日の練習は、この午前練習だけで終了。午後はフリーとなっており、選手たちは思い思いに時間を過ごすと話していた。しっかりとリフレッシュして明日からの練習に備えてほしいところだ。

以上

★J’s GOALでは2010も全クラブキャンプ取材を実施します!
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2010.01.26 Reported by 江藤高志
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