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2010シーズンの北関東クラシコ・草津vs水戸の「主役」。小池の移籍が、クラシコをさらにヒートアップさせるはずだ。
昨年の移籍金制度の改正は、地方の小規模クラブの戦力に大きな影響を及ぼす結果となった。草津はエース都倉賢が移籍、水戸に至っては荒田智之、菊岡拓朗ら多くの主力が他クラブへ流出した。選手にとってはもちろんプラスになるが、それぞれが北関東ダービーを盛り上げてくれた役者だっただけに複雑な一面もある。
そんな状況を知ってか知らずか、北関東の活性化に一肌脱いでくれたのが小池純輝だ。昨季は浦和から草津へ期限付移籍。本来はFWだが草津の攻撃サッカーの象徴として左SBでプレー、パワフルなドリブルでサイドを突破し好機を演出した。水戸サポーターも小池のプレーは記憶に新しいところだろう。
小池の武器は、ドリブル突破だけではない。昨季は両足から繰り出される強烈なショットで6ゴールを記録し、浦和仕込みの赤い血が流れていることを実証してみせた。2009シーズンは主にSBに入ったが、本職のFW、中盤でもプレー。多くの実戦経験を積んだことで大きく成長したことは間違いない。草津サポーターとしては、2010シーズンもチームの一員として戦ってくれるものと思っていた。
しかし、水戸からの熱烈なオファーを受けて移籍を決断した。小池は、草津から水戸への道が"禁断のルート"であることを十分に理解しながらも、自身をより高く評価してくれるクラブでのプレーを選択した。選手の立場からすれば、極めて正当な判断だ。水戸は、小池を前線もしくは攻撃的MFに配置してくることだろう。小池も草津戦には相当な覚悟で挑んでくるはずだ。草津にとっては相当に厄介な選手を敵に回すことになってしまった。
先日、J's GOALにアップされた水戸の新体制発表のフォトを見てみたら、さわやかな笑顔の小池がいた。青のユニフォームもなかなか似合っていた。温厚な性格の小池が、草津サポーターからのブーイングに耐えられるのか今から心配になってしまうが、"禁断のルート"を選択した以上は、水戸のエースとして草津戦のピッチに立ってくれることを願っている。
以上
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2月27日(土)13:35/国立
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2010.01.27 Reported by 伊藤寿学