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【大分:皇甫官新監督就任記者会見】会見での出席者(青野浩志代表取締役経営企画部長/皇甫官新監督)コメント(09.12.16)

本日、大分フットボールクラブ本社にて皇甫官(ファンボカン)新監督の就任記者会見が行われました。
以下に、記者会見での青野浩志代表取締役経営企画部長と皇甫監督のコメントを掲載します。
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●青野浩志代表取締役経営企画部長
「クラブ再建計画を実行するうえでポポヴィッチ監督が解任となり、経営状況か厳しいなか内部昇格を検討していた。皇甫官氏に新監督の打診をして、昨日合意に達した。05年に監督として途中退任し、本人は不本意だったと思う。その後、フロントに入り、統括本部長として県内外の営業をしてくれた。多くの方に会うことで、人間的にひと回りもふた回りも成長してくれた。県内の経済界からも厚い信頼を得ている。前回(の監督として)の苦い経験をいかしてチームを再建してもらいたい。現場の顔として一役を担ってほしい。契約は本日から11年1月31日となっており、今日からチーム編成に動いてもらいたちと思っている」

Q:どのような経緯で新監督を選んだのですか?
「来季から再生するトリニータを熟知したうえで、これまでと異なる編成に理解してもらえる指導者となると、内部の人間しかいなかった。私はサッカーの専門知識がないので、強化部の話も聞き、最終決断をした」

●皇甫官新監督
「クラブの経営状況の悪化で副社長を退任したが、監督という形で皆さんとこうして会うのが不思議な感じ。なぜ監督を引き受けたかと言うと、この状況で私にできることは何かと考えたとき、現場でクラブのために結果を出し、皆さんに応援してもらえるチームをつくりたいと思った。選手編成は厳しいが、もともとこのチームは育成を方針としてきたチーム。選手を育てながら戦いたい。できれば戦力の維持ができれば嬉しいが」

Q:今日、クラブハウスに行かれたようですが、選手と何か話しましたか?
「若手が練習していたので、何人かの選手とは話した。みんな知っている選手なんで、彼らとサッカーができるのは幸せだ」

Q:監督を決断した理由は何ですか?
「04年にハンベルガー監督の下でコーチをし、翌年に監督になったが、あの頃は監督という職業を熟知してなかった。監督を辞めてから経営に携わり、多くの方に会った。そこで、自分だけではリーダーシップはとれない、周りの支えがないと集団は上手く機能しないことを学んだ。いまの会社の状況をみて、いまこそ自分は先頭に立ってチームを引っ張っていかなければいけないと思った。私の人生のうち大分で過ごした時間は長い。何より大分を愛している。私はもともと営業ではなく、専門は現場の人間。この場で恩返しができればと思っている」

Q:前任者はパスサッカーを浸透させましたが、どのようなサッカーをしたいですか?
「ハンベルガー、シャムスカ、ポポヴィッチとこれまでの監督のいいところを盗んで、私のものにしたい。ゼロからスタートしていては大変なので、今のパスサッカーを残しながら、そのなかでJ2に対応できるサッカーをしたい。J2は守備が固く、よく走る。簡単に勝たせてくれないので、キャンプ期間で探りながらチームを形成したい」

Q:クラブは3、4年後のJ1復帰を目指していますが、長期的なチームづくりをしていくのですか?
「3、4年後のチームのことを考えながら、来年度も結果を出せるチームをつくりたい。目標は、経営状況とは別で上を目指したい。J1を目指さなければスタッフも選手もモチベーションが高まらないので、あくまでは1年でJ1復帰が目標だ。20数人で戦うことになりそうだが、今のままでは人数が足りない。これからチームの編成を進めるので他チームに比べて遅れをとっている。スタッフと相談して、私も積極的に動きたい。ユースからの昇格も考えている」

以上

来シーズンの監督に皇甫官氏 就任決定のお知らせ
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