●キリンチャレンジカップ2009〜ALL FOR 2010!〜
2月4日(水)19:20キックオフ(予定)
日本 vs フィンランド/東京・国立競技場
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2月4日のフィンランド戦とそれに続く11日のW杯最終予選オーストラリア戦に向けた合宿が2月1日に千葉県内でスタート。約1時間半の練習に汗を流した。
この代表には、欧州組やケガで出遅れていた田中マルクス闘莉王(浦和)が招集されているが、欧州組の合流はオーストラリア戦の直前となる9日ごろの予定。中村俊輔(セルティック)のみが3日の合流の可能性を残すが、現時点では決定というわけではない。
食事のスケジュールなどの関係で、当初の予定から30分ほど遅れて練習がスタート。この合宿から新たに合流するのは闘莉王のみだが、ヨーヨーによる心肺機能のチェックを全員が受けていた。移動や休日を挟んでいた事もあり、選手たちのコンディションを慎重にチェックしようという意図が伺われた。
ヨーヨーでは、用意された機械からのブザーで走り出すタイミングを計るのだが、GKがそのブザーにできるだけ早く反応しようとしているように見えたのが興味深かった。自分が認識して体を動かすまでの時間をとにかく早くしたいという気持ちが伝わってきた。
練習内容はこれまでの合宿と大きな変更はないが、数的な不均衡を作った上でのパス回しや、ハーフコートでのミニゲームなどパスワークにおけるサポートの動き、つまり連動性を高める練習が行われていた。ちなみにこうした練習に取り組む選手の姿勢について岡田武史監督は選手たちの意識の強さを感じ取っていた。
練習終了時には7.0度という低い気温となっており、バーレーンからは10度近く寒い環境ではあったが、初日は故障者も出ず、選手の取り組む姿勢などを含めて順調な滑り出しを見せている。
以上
2009.02.01 Reported by 江藤高志