MATCH

チーム紹介・みどころ

試合のみどころ
シーズン最初の一戦ということもあり、両チームともに勝利だけでなく、内容も考慮した戦いとなるはずだ。
昨季の主力がほぼ残留した横浜FMは、大幅な変化はないだろう。卓越したパスワークと前線のスピードを生かしたサッカーで、相手を押し込む戦いを目論むはずだ。またオナイウ阿道、水沼 宏太ら新戦力の起用法も注目ポイントとなる。
一方の神戸は新戦力のドウグラスのパフォーマンスに注目が集まる。出し手であるイニエスタ、コンビを組む古橋 亨梧、この3人の連係がカギを握りそうだ。またドウグラスの高さを生かすべく、両サイドの酒井 高徳と西 大伍のクロス精度もポイントとなるだろう。リーグ屈指の破壊力を備える横浜FMの攻撃をいかに凌ぐのか。守備陣の対応力もこの試合の焦点となる。
ともに攻撃力に自信を持つだけに、点の取り合いが予想されるこの一戦。昨季の直接対決では横浜FMが2勝と結果を出したが、神戸としてはそのリベンジを狙う戦いともなる。いずれにしてもタレント揃いの両者の激突なだけに、エンターテイメント性に満ちた質の高い戦いが期待される。

横浜F・マリノス

設立年 1972年
ホームタウン 神奈川県/横浜市、横須賀市、大和市
監督 アンジェ ポステコグルー
獲得タイトル
  • Jリーグ(1995年、2003年、2004年、2019年)
  • Jリーグヤマザキナビスコカップ(2001年)
  • 天皇杯(1992年、2013年)

革新的な攻撃サッカーで昨季のJ1リーグを制した横浜FM。3年目を迎えるアンジェ ポステコグルー監督のもと、今季は連覇とアジア制覇に挑むシーズンとなる。

MVPを獲得した仲川 輝人をはじめ、マルコス ジュニオール、エジガル ジュニオ、エリキと、前線には昨季の主軸が健在。ここに、昨季は大分でゴールを量産したオナイウ 阿道(←浦和)、中盤のマルチロール水沼 宏太(←C大阪)、ドリブラーの仙頭 啓矢(←京都)らが加わり、攻撃の破壊力は昨季以上だろう。

一方で守備陣も、チアゴ マルチンスを中心とした4バックがいずれも残留。やや選手層が薄かったSBにも前 貴之(←山口)らを迎え入れ、盤石の態勢を整えている。

攻守両面で選手層を増しており、今季も優勝候補の筆頭と目されている。相手の警戒が増すなかで、それを上回る攻撃力を示せるかどうか。まずは今季の初陣となる神戸との一戦で、その力量が試されることになる。

ヴィッセル神戸

設立年 1966年
ホームタウン 兵庫県/神戸市
監督 トルステン フィンク
獲得タイトル
  • 天皇杯(2019年)

昨季リーグ戦では8位に終わったが、シーズン終盤は結果を出し続け、その勢いを持って臨んだ天皇杯では決勝で鹿島を撃破し、悲願の初優勝を達成。ACLと富士ゼロックススーパーカップの出場権を手にしている。

昨季のチーム得点王であるダビド ビジャが引退し、10番を背負ったルーカス ポドルスキも退団。それでもチームの顔であるアンドレス イニエスタは健在で、他にも山口 蛍、酒井 高徳、古橋 亨梧ら各ポジションに日本代表クラスのタレントが揃っている。

例年大型補強を敢行してきた神戸だが、今年は静かなシーズンオフとなった。それでもビジャの抜けた前線には、清水からドウグラスを獲得。広島、清水で実績を残した大型ストライカーの加入は、間違いなく大きなプラスとなる。

攻撃力の高さの一方で、守備にはやや不安を抱えている。トーマス フェルマーレンを軸とした3バックが安定感を示せれば、一躍優勝候補に躍り出たとしても不思議はないだろう。

特集・大会

特集・大会をもっとみる

J.LEAGUE TITLE PARTNER

J.LEAGUE OFFICIAL BROADCASTING PARTNER

J.LEAGUE TOP PARTNERS

J.LEAGUE SUPPORTING COMPANIES

TOP