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浦和レッズ

浦和レッズ
設立年 1950年
ホームタウン 埼玉県/さいたま市
監督 ミハイロ ペトロヴィッチ
獲得タイトル Jリーグ(2006年)、Jリーグヤマザキナビスコカップ(2003年)、天皇杯(2005年・2006年)、AFCチャンピオンズリーグ(2007年)、JリーグYBCルヴァンカップ(2016年)

初めて出場した2007年大会で、日本勢で初となるアジア制覇を成し遂げた。2012年にペトロヴィッチ監督が就任すると、2013年からの5年間で4度の出場と、ACLの常連となりつつある。グループリーグ敗退が続いていたが、昨年はその壁を突破し、ベスト16に進出した。今季は新潟からラファエル シルバを獲得するなど、攻撃陣の戦力アップに成功。6年目を迎えたペトロヴィッチ監督のもと、国内随一のタレント軍団が、10年ぶりのアジアの頂点を目指す。

宇賀神 友弥「自分たちのベースとするサッカーを貫くことが大切」

宇賀神 友弥

Q ACLを戦う上で重要なことは?
「ACLはレフェリーだったり、ピッチだったりが普段のJリーグとはまた違うので、そういったことにも順応していかないといけません」

Q 厳しいグループに入ったが?
「上海上港にはオスカル、フッキがいてという中で、そういう選手たちと試合ができるというのは自分にとってすごくいい経験になると思いますけど、そういう選手たちに「浦和レッズはすごくいいチームだ」と思ってもらえるように戦いたいです。去年は広州恒大を相手にああいう素晴らしい戦いができたので、あれ以上のプレーを見せられればと思います」

Q アジアの舞台で勝つために必要なことは?
「一人ひとりが強い気持ちを持って戦わないといけないかなと思います。日程的には厳しいところがあると思いますけど、それ以上に価値のある大会だと思うので、一人ひとりが試合に勝つことを前提としつつ、目の前の一対一の戦い、球際の戦いで負けないことを強く意識することが重要だと思います」

Q 浦和のサッカーはACLでも通用する?
「もちろん通用するとは思いますけど、アジアの戦いになると前線にすごい選手がいて、適当にクリアしたボールでも収めてしまうので、Jリーグよりも難しい部分は多少あると思います。ただ、自分たちのベースとするサッカーを貫くことが大切かなと思います」

ペトロヴィッチ監督「Jリーグを代表するチームとして責任を持ってアジアの舞台で戦わないといけない」

ペトロヴィッチ

Q リーグとACLを並行して戦わなければいけないが、どういうことを意識するのか?
「ここ最近、JリーグのチームがACLの戦いの中でいい結果を残せていないことは、みなさんご承知の通りです。浦和レッズというクラブとしてだけでなく、我々はJリーグを代表するチームとして責任を持ってアジアの舞台で戦わないといけないと思っています。

ACLに参加するそれぞれのチームができるだけ勝ち上がっていくことに対し、全力を傾けないといけないと思っていますし、Jリーグを代表するチームとして、アジアでJリーグのチームは強いんだということを示していかないといけない。

我々は昨シーズン、グループステージを突破して、惜しくもFCソウルには負けましたけど、アジアの戦いで一つの手応えを掴んだと思っています。その手応えを元に、今シーズンはアジアのタイトルを目標に戦っていきたいと思っています」

Q 日本のクラブがACLで優勝できない原因は?
「自国のクラブでレベルの高い選手たちがプレーすれば、おのずとそのクラブの力は強いと言えますが、日本である程度のレベルに達したらすぐにヨーロッパに行ってしまう状況になっていて、それも日本のチームがアジアでなかなか勝てない要因になっていると思います」

Q 大物外国人選手のいる上海上港の印象は?
「スコラーリのチーム(広州恒大)のようです。広州恒大には誰がいましたか?ジャクソン・マルティネスとかパウリーニョとか、彼らのような個を持っているチームに対して我々は非常にいい戦いをしました。そういう戦いができたわけですから、今シーズンも我々はそういった個に対してコレクティブな戦い方で臨んでいこうと思います」

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