決勝:監督・選手コメント
梅津 博徳監督(G大阪)
「うまく相手の守備を引き出せなかった。(2列目の)岩本と堂安のところで前を向けたらと思っていたが、後ろとセパレートしてしまっていました。(技術的には)ああいう芝でもボールを走らせるようにならないといけない。『水まいてくれ』とは言えないですから。今年のチームは派手さがない分、しっかり守ってみんなで取りに行くというところだった。後ろのポジションに不安があると思っていたが、(DF)前谷の成長なんかは著しいものがあったと思います。(欠場した)嫁阪は21日の練習で骨折してしまって、使える状態ではありませんでした」
MF市丸 瑞希(G大阪)
「日本一になるというのは本当に難しいなとあらためて思わされました。鹿島はプレッシャーが速いなと思いました。(芝は)ちょっと慣れない感じで、なるまでに時間が掛かってしまいました。(0-1になってからは)自分たちの力を出せれば、1点は取れると思っていました。どこかでリスクを冒してパスを通さないと点にはならないので、それはずっと狙っていましたが…。今日は前半からもっと戦う気持ちを持ってやらないといけなかった。今日の前半は自分たちのサッカーができなかった。来年しっかりユースで力を付けて、プロに上がりたいと思います」
FW平尾 壮(G大阪)
「鹿島は守備でガンガン来て、個人的には嫌なタイプでした。そこでイライラしてしまうのが自分の悪いところなので…。当たりが強いので、背後を狙っていこうと思っていました。PKは落ち着いて蹴れたと思います。今日は前線でもっと起点になれれば良かった。あそこでDFを背負えないとプロでは通用しない。もっともっと努力しないといけないと思います」