2019明治安田生命Jリーグ 2019明治安田生命Jリーグ

開幕への意気込み

モンテディオ山形

「いいプレゼント」。山形が会見、ホーム開幕戦特典のフリースポンチョを披露

 前日夜から雪に見舞われたが、チームスタッフたちの雪かきで無事に練習を終えた3月14日、山形のホーム開幕戦前記者会見が行われた。場所はホームスタジアムであるNDソフトスタジアム山形内の記者会見場。窓の外からは、ピッチに保温のための養生シートを張ったスタジアムが見渡せた。

 すでに第4節ということや試合の3日前開催ということもあり、対戦相手である大宮からの出席者がいない代わりに、山形側からは木山 隆之監督と選手4名と大人数での会見となった。選手はチームキャプテン・山田 拓巳、副キャプテン・栗山 直樹、第2節・横浜FC戦で2ゴールを挙げた阪野 豊史、大卒ルーキーで前節プロ初ゴールを決めている坂元 達裕。

 対戦相手の大宮について聞かれた木山監督は、「一人ひとりのレベルはJ2で高いレベルにあり、高木 琢也監督になられて、前線のターゲットを生かしながら攻撃していくのがスタイルなのかなと思う」と分析しながらも、「ただ、相手のスタイルは関係ない。われわれが積み重ねてきたものをしっかり出すことが、ホーム開幕戦の勝負のために一番重要だと思う。アグレッシブにゴールを目指し全力でやりたい」と語った。

 会見最後のフォトセッションでは、ホーム開幕戦で先着1万名にプレゼントされるフリースポンチョを全員着用。着用した感想を聞かれた山田が、「着心地もいいし、今年は暖かいとはいえ、まだまだ座って見ている人は寒いと思う。これをもらって応援できれば助かると思うので、いいプレゼントだと思う」と話すと、横で聞いていた木山監督が「うまいねえ。食レポできるねえ」と感心していた。

 文・佐藤 円

■選手・監督コメント

 木山 隆之監督:3試合アウェイを戦ってきました。選手たちはキャンプの成果を出して、2連勝してホームに帰ってきました。今日ミーティングで選手たちには、「ここからがわれわれの本当の開幕だと。準備してきたこと、今年昇格を目指して戦っていくその姿をファン、サポーターにしっかり見てもらって、一緒に戦ってもらって、今年を乗り切っていくいい意味でのスタートの試合にしたい」という話をした。チーム全員で、ホーム開幕戦を勝ちにいきたい。

 山田 拓巳:やっと山形の、自分たちのホームで試合ができるということで、自分としてもホーム開幕を楽しみにしてました。今まで積み上げてきたものをしっかりピッチで表現できるように、そして勝って追われるように、選手全員一丸となって戦っていきたいと思います。

 栗山 直樹:僕は山形に来て4年目になりますが、まだ僕が来てからホーム開幕戦、勝利で終われたことがないので、まず何としても勝利を掴み取ることを第一に頑張りたいと思います。

 阪野 豊史:今年、キャンプからみんなでやってきたことをしっかり出して、山形の皆さんとよろこびを分かち合いたいと思います。

 坂元 達裕:3月17日は自分にとって初めてのホーム開幕戦になります。皆さんの応援の中で試合することを個人としても楽しみにしています。しっかりと結果を残して山形の勝利に貢献したいと思います。

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