開幕への意気込み
水戸ホーリーホック
普段、見に来ない人の心をつかみたい――。水戸、北関東ダービーとなるホーム開幕への決意
2月28日、水戸ホーリーホックは水戸駅ビル・エクセル6階エクセルホールにて、『2019明治安田生命J2リーグ ホーム開幕戦に向けての記者会見』を開催した。水戸からは長谷部 茂利監督とキャプテンの細川 淳矢、ホーリーくんが登壇。そして栃木SCからトッキーも駆けつけ、北関東ダービーに向けての熱い思いをぶつけた。
まず、ホーム開幕戦に向けて長谷部 茂利監督は「いよいよだなという気持ちです」と述べ、「先週は辛勝という形で勝点3を取れました。それはみなさんのおかげです。ホーム開幕戦では1万人のサポーターの前でプレーする準備はできています。ホーム開幕戦で勝ったからといって、勝点4を取れるわけではありません。42試合の内の1試合に変わりはない。しかし、その中でも開幕戦は非常に大事。皆さんの脳裏に、どのようにわれわれのクラブやプレーが残るか大事にしています。攻撃的でアグレッシブに印象に残るようなプレーを選手に要求しています。期待してもらっていいと思います」と意気込みを語った。
続けて、細川は「ホーム開幕戦は今シーズン、このチームで戦っていくことに期待を持ってもらえるようにお披露目する機会。普段、見に来ていない人も来てくれると思うので、その人たちの心をつかみたい。アグレッシブなサッカーをして、今シーズンをずっと応援してもらえるように絶対勝って、皆さんの気持ちを盛り上げていきたい」と語り、参加した一般客を盛り上げた。
会見後は水戸駅コンコースでホーム開幕戦のチラシを配布。長谷部監督も来場を呼び掛けていた。
文・写真:佐藤 拓也(エルゴラッソ水戸担当)
■選手・監督コメント
長谷部 茂利監督(水戸):「選手を見てもらいたい。新加入の選手は皆さん、肉眼で見るのはおそらく初めてだと思います。どういうプレーヤーなのか、どういう所が長所なのか、魅力なのかを探しながら観戦して欲しいです。攻撃も守備もアグレッシブなのが水戸のチームとしての良いところ。そこを見せていきたいですね」
細川 淳矢(水戸):「サッカーって、ボールを持っている人だけじゃない。ボールを持っている人の周囲でどれだけ彩れるか。それはチーム力が必要。声を出したり、味方のスペースを空ける動きだったり、それらを徹底することでチーム力が上がっていく。見ている方も楽しめると思う。プレーとしてはそこが大事。そして水戸という街に対しての彩りは、水戸がホーリーホックというクラブ中心に回るぐらいの街になればいいなと思っている。そうなれるように皆さんの生活に寄り添える存在になりたいです」